本紙紙面
JAPANTEX2022 「インテリア・トレンド・スクエア」
■川島織物セルコン 新作が発表された「filo」「モリスデザインスタジオ」を中心に出展。「filo」では、ジャパンデザインを華やかに彩る「hanoka」や、ダマスク柄が中心の「クラッシー」など。「モリスデザインスタジオ」は、サンダーソン社のライセンスのもと、ウィリアム・モリスの世界を織物で繊細に表現したもの。木々に鹿や小川など自然の風景を大胆に表現した「ザ・ブルック」、一つひとつの柄が小さく部屋に合わせやすい「スネークヘッド」などが追加された。
■リリカラ リリカラのブースでは、日本でも子供から大人まで、幅広い年代層に愛されている、ディック・ブルーナによる絵本「miffy」をもとにデザインされた壁紙やカーテンが注目された。
これらは、優しい世界観はそのままに、あえてキャラクターを前面に押し出したものとはせず、空間に溶け込むさりげないデザインが特徴で、大人も楽しめるものとなっており、通路に面した「ミッフィー」コーナーは、来場者の人気フォトスポットとなっていた。
■イオニア イギリスのテキスタイルブランド「Beaumont Textiles(ボーモント・テキスタイル)」をメインに展示した。
「Beaumont Textiles」は、1888年にボーモント家がイギリス・マンチェスターで創業した生地メーカーが前身だったが、2019年にオーナーが変わりエディターとして再出発、デザイン性の高いオリジナルテキスタイルを展開している。ブースでは、生地サンプルとともに、カーテン地を着物に仕立ててそのクオリティーをアピールした。
■ホームデコア リシアの高級テキスタイルブランド「Sarlas」を紹介した。「Sarlas」とは、創業者Sotirios Sarlas にちなんだもの。1977年にアテネのエルムストリートにある小さな店から発祥し、40年以上経った現在でもファミリービジネスのまま、世界60か国以上の国で販売されている。同社は、最先端のテクノロジーと高品質のサービス、市場に関する深い洞察をもとに、繊維工場やデザイナーとの強い結びつきを維持し、国際的なトレンドを贅沢でスタイリッシュでありながら手頃な価格のファブリックとして提供しているという。
■Nordiska Tyger 北欧テキスタイルデザイン黄金期の1960-70年代に発表されたレジェンドたちのテキスタイルデザインを現代のサスティナブルな発想で復刻する「Nordiska Tyger」では、先頃日本語版が出版された、北欧テキスタイルのバイブル『北欧ヴィンテージテキスタイルブック』を記念して、特製トートバッグなどのアイテムも披露した。同書はテキスタイルコレクターである、Sara Axteliusの著書「TYGER VI MINNS FRÅN 1960- OCH 70- TALEN」「RETRO TYGER VI MINNS」の2冊を独自の編集で1冊にまとめた宝物のような書籍になっており、JAPANTEXでは、高円宮妃殿下にも献上された。
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