業界ニュース

2020年12月9日配信

サンゲツ 「第4回サンゲツ壁紙デザインアワード」受賞作品を決定

安田社長と大賞を獲得した高橋賢治さん
安田社長と大賞を獲得した高橋賢治さん

セレモニーの模様
セレモニーの模様

 (株)サンゲツは、12月9日(水)に同社品川ショールームにて、「第4回 サンゲツ壁紙デザインアワード」の最終審査会を実施、引き続き受賞作品を発表するセレモニーを開催した。セレモニーはソーシャルディスタンスやマスク着用、参加人数の制限など感染防止対策を施した上で行われた。

 「サンゲツ壁紙デザインアワード」は、自由な発想の壁紙デザインを募集するデザインコンペとして2017年に創設されたもの。第4回目となる今年は、「壁紙」というプロダクトの特性を踏まえて「誰が何をしてどのように過ごすための空間か?」を想定したデザインが募集、7月1日〜9月18日の応募期間で420点の作品が集まり、10月6日に行われた一次審査会にて12作品がファイナリストとして選ばれていた。

 今回行われた最終審査会では、12組のファイナリストが、審査員(谷山直義氏((株)NAO Taniyama & Associates代表取締役社長)、植原亮輔氏((株)キギ代表)、安東陽子氏(安東陽子デザイン代表)、安田正介社長((株)サンゲツ代表取締役 社長執行役員/審査委員長))に対してプレゼンテーション(オンライン併用)を実施、その内容をもとに各賞が決定された。

 審査の結果、見事に大賞(1点)を獲得したのは高橋賢治さんの『うつろい』。エンボス加工の凹凸を4色で塗り分けることで、角度によって見える色が変化し、人の動きにともなってグラデーションがあらわれるという独創的な作品だった。
 また優秀賞(1点)は小野竜哉さんの『first rhythm』が獲得、入賞(3点)については審査員それぞれの名前がつけられた賞に急遽変更され、谷山賞に千葉拓さんの『rain-feel』、植原賞に南澤詩音さん・澤田昴之介さんの『karanuri』、安東賞に大塩峻由さん・濱村太郎さん・田巻翔平さん・松田豪さんの『呼応する壁紙』がそれぞれ選出された。奨励賞(1点)には中澤正美さんの『大百鬼夜行』が選ばれた。さらに今年もサンゲツ社員の投票によって選ぶ「サンゲツ社員賞」が設けられ、松本千明さんの『A to Z』が選ばれた。

ファイナリストと審査員
ファイナリストと審査員

安田社長の挨拶
安田社長の挨拶

 審査委員長を務めたサンゲツ安田社長は、セレモニーの最後に「この壁紙デザインアワードは、壁紙デザインに関係していない方々からもデザインをご提案いただきたい、そして壁紙に興味を持っていただきたいという思いからスタートしました。今回420点の作品応募をいただきました。決して多くはないのかもしれませんが、4回実施して明らかにデザインの提案力、考え方の質が高まってきていると感じています。特に空間との調和を考えた作品が多くみられました。その意味においては、420点という応募数以上に壁紙デザインに対する裾野の広がりを感じているところです。高校生も含めて学生たちの応募も多数いただきました。若い才能を見出すためにもこの壁紙デザインアワードをさらに続けていきたいと思っています」と挨拶した。

■「第4回サンゲツ壁紙デザインアワード」受賞作品

大賞:100万円(1点)/高橋賢治さん『うつろい』
大賞:100万円(1点)/高橋賢治さん『うつろい』

優秀賞:50万円(1点)/小野竜哉さん『first rhythm』
優秀賞:50万円(1点)/小野竜哉さん『first rhythm』

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