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©2019 Color Design Firm mayumi amimura
24＋22 S.PROJECT

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24＋22 S.PROJECT

　第58回サローネ国際家具見本市（以下、ミラノサローネ）が、4月9日～14日の期間に開催され、181カ国から38万6236人の来場を記録した。隔年開催の見本市、エウロルーチェが開催された2017年度に比べ12%増の来場者数となり、展示される品々の新奇性やクリエイティビティにおいて高い注目を集める展示会となった。

　ミラノサローネ・プレジデント、クラウディオ・ルーティ氏は、「我々は品質に投資し、デザイナー、職人、広報機関、文化関係者と密接に協力しながら、製品や革新のプロセス、そしてデザインオブジェクトの価値を高めるための『物語』を生み出しています」と語る。今や市内ショールームや特別会場でもさまざまな展示が繰り広げられ、つながり、創造性、革新を提供する場としてイタリア経済に大きな影響を与えており、警察官や公共機関も総出で支える祭典となっている。

　注目のコントラクト需要を見据えた編成ホール、24＋22 S.PROJECTでは、Design HoldingブースとしてB&B ITALIA、フロス、ルイスポールセンが巨大ブースでの展開を行い、入り口には歴代のデザイナーとその作品のインタラクティブ・ウォールが設けられ来場者を楽しませた。モニュメンタリーな作品やアウトドア家具やモジュラー照明とアウトドア照明が目を引いた。
（ミラノサローネ速報レポート　Color Design Firm mayumi amimura　網村 眞弓〈あみむら まゆみ〉）

　なお「ミラノサローネ2019」の詳報は、インテリアビジネスニュース（本紙）にて掲載する予定である。

■「ミラノサローネ2019」主なブース

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注目の新設ホール24＋22 S.PROJECTに、10年間出展を続ける日本のマルニが選ばれ参加。コントラクト需要に対応するS.プロジェクトの企画に応じたヒロシマのコントラクトモデルなどを出展し好評を博した。

©2019 Color Design Firm mayumi amimura
クヴァドラはKINNASANDO、SACHOを加えたグループ・ブースでコントラクトへの訴求を行った。

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ミノッティは、新しい空間の提案を行い、新しい形のプロダクトとリビングを構成するオットマンやテーブルなどのコンテンツを増やしてリビングの空間ボリュームを増やし、トータルなインテリア訴求を行った。ミノッティファミリーとドルトー二氏による一貫したコンセプトに沿ったもの作りが好走し、売り上げは３倍、好調とのことだ。

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トミタの扱うプロメモリアは、今期アジアンテイストを感じさせるハイエンドな展開で多くの来場者となり滞在時間も多くにぎわった。

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マルセルワンダースデザインの壁紙などを展示したLONDONAETWALLPAPERはデザインと独創性で大変な人気。

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MOROZOは明るく爽やかな、今のトレンドを感じさせる展示で人々に楽しさを提供。