業界ニュース
2018年4月20日配信
アジア最大のインテリア用品国際見本市「香港家庭用品展」が開幕
環境意識の高い香港ならではの展示
大洋化学工業
岐阜県陶磁器工業組合連合会
アジア最大規模の日用品・インテリア用品国際見本市「香港家庭用品展」「香港家用紡織品展」が、４月20日（金）、香港島の香港会議展覧中心にて開幕、同23日（月）まで開催されている（主催：HKTDC香港貿易発展局）。
「香港家庭用品展（HKTDC Hong Kong Houseware Fair）」は、出展者数2300社（うち香港344社、海外1956社）。国別では、中国本土1263社、台湾331社、インド111社、タイ77社、韓国54社、トルコ29社などとなっている。日本からは４社が出展したが、中でも、大洋化学工業（株）は100％ペットボトルを再生し、木や焼き物にしか見えない質感を再現した食器類を訴求。また、岐阜県陶磁器工業組合連合会からは、作家・地元企業が日本品質の陶磁器を出品し、海外市場に向けたブランディングを図っている。
また「香港家用紡織品展（HKTDC Hong Kong International Home Textiles and Furnishings Fair）」では305社が出展（うち香港7社、海外298社）。国別ではインド149社、中国本土138社などとなっているが、中国浙江省に縫製工場を持ち、「満天カーテン」のブランドを通販で展開している福井県の（株）アルマック（天谷賢作社長）が、香港企業の康嘉集團有限公司を通じてALMACグループとして出展。福井工業大学環境情報学部デザイン学科の玉野哲也講師とのコラボで開発を進めている、最新のオンデマンド型オンラインカーテン出力サービスなどを訴求した。これは、サイト上のアプリケーションを使って、消費者がお気に入りの画像を自由にコラージュしてデータを作成、同社へ送信するとオンリーワンのオリジナルデザインファブリックが製作できるというものだ。
なお、両見本市の詳細なレポートは、本紙インテリアビジネスニュース5月10日号に掲載する予定。
「満天カーテン」
企業を目指すスタートアップゾーン
ホールオブエレガンス
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