業界ニュース
2016年2月20日配信
YKKAP インフルエンザや肌の乾燥と「窓」の関係性を検証
結露のイメージ
YKKAP(株)は、インフルエンザや肌の乾燥といった冬の悩みと、「窓」に発生する結露の関係性について、社内試験(YKKAP価値検証センター)にて検証した。
インフルエンザの予防や肌の感想を防ぐには、部屋の適度な湿気を保つ必要があるが、結露によって水分が奪われることによって空気が乾燥している状態になる。YKKAPでは、結露しやすい「アルミ窓」(単板ガラス)と結露しにくい「樹脂窓」(Low-E複層ガラス)で窓の違いによる室内の湿度変化を比較・測定したところ、測定開始後まもなく「アルミ窓」には結露が発生し、時間の経過とともに部屋の絶対湿度が下がり続けるのに対し、「樹脂窓」には結露が発生せず、部屋の絶対湿度も、インフルエンザ予防の目安とされる11g/立方メートルに近い値が一定に保たれることが分かった。
また肌の乾燥についても、試験の結果、「アルミ窓」の部屋では、結露がはじまると部屋と肌の水分量がともに減少、一方「樹脂窓」の部屋では、部屋と肌の水分量がともに維持されていた。つまり「樹脂窓」なら、肌のうるおいに必要な部屋の湿度を保持できることがわかった。
以上の結果から、同社では窓の結露対策は重要で、その対策には「樹脂窓」の採用、あるいは内窓設置による窓の断熱リフォームがおすすめ、としている。
YKKAPのホームページ
http://www.ykkap.co.jp/
インテリアビジネスニュース購読案内
インテリアビジネスニュースは、インテリア専門店動向をはじめとするインテリアビジネスの最前線情報から消費者動向に至るまで、幅広く、深くインテリアビジネスに関する情報を発信しています。
より詳しくインテリア業界を知るための必携の専門新聞です。
IBNewsグループサイト
- インテリアビジネスニュース
- 月2回発行
インテリア業界専門新聞
- カーテン買うならこのお店
- カーテンショップ選びの
総合情報サイト
- カーテントレンドニュース
-
カーテン業界の
トレンド情報等を発信中!