業界ニュース
2016年1月26日配信
ニトリ新社長に白井俊之副社長
(株)ニトリホールディングスは、1月26日開催の取締役会において、代表取締役の異動(社長交代)を決議、今後株主総会を経て、来る2月21日付で、現代表取締役社長の似鳥昭雄氏が代表取締役会長に、現代表取締役副社長の白井俊之氏が代表取締役社長にそれぞれ就任する。
同社では、中長期ビジョンである2022年1000店舗、2032年3000店舗の経営目標実現に向け、似鳥社長、白井副社長のコンビで事業を推進して来たが、今回のトップ交代により、事業のグローバル化を見据え、グループ各事業の意思決定を単純化、迅速化することで、改革スピードの向上を図るとしており、成功体験にとらわれることなく、自己否定し続けながら成長していくことを目指すとしている。
なお、一部報道では「退任」とされたが、似鳥現社長は会長就任後も引き続き代表権を維持し、CEOの立場で大所高所から戦略面を担当し、白井次期社長がCOOとして実務の遂行に当たるとのこと。
今回のトップ交代について似鳥現社長は、創業者として、30連続増収増益、再来年の創業50周年など会社の大きな節目は自分が社長で、と考える一方で、白井氏が同社副社長に就任した平成26年頃から、自分の後継者は白井氏しかいないと考え、近い将来のトップ継承を視野に見守って来たそうで、「満を持してのエース登板」「(30期増収増益などの節目は)1つの通過点として乗り切って欲しい」と語った。
白井俊之氏は昭和30年12月生まれ。昭和54年にニトリ入社、現在ニトリホールディングス副社長のほか、NITORI USA, INC.(株)ニトリなど関係会社のトップを務め、池袋、銀座という都心への初出店や、米国や中国など海外での店舗展開を任されて来た。
白井次期社長は、若い社員から、2032年のビジョン達成後、会社はどうするのかと質問されたそうだが、「いまの若者達が10年後、20年後、当時の経営陣が自分たちの未来に対して真剣に考えてくれていたのだと思ってもらえるような仕事をしていきたい」と抱負を語った。
似鳥昭雄現社長、白井俊之次期社長の会見の詳細は、本紙インテリアビジネスニュースにて掲載する。
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