業界ニュース

2015年7月13日配信

住江織物 中期3ヵ年経営計画「Advance Ahead 2018」策定

 住江織物(株)は、このほど中期3ヵ年経営計画「Advance Ahead 2018」を策定、海外事業のさらなる強化とオンリーワン商品の積極的な展開をテーマに市場シェア拡大と利益率向上を目指すという基本方針の下、本年6月より同計画をスタートした。

 具体的な数値目標は、2018年5月期に売上高1070億円、営業利益50億円、ROE8%以上を目指す。また中長期的な目標として営業利益率5%以上、ROE8.5%以上を目指す。その達成に向け、製造設備を中心に総額60億円の投資を行う。

 各事業セグメント別の目標は、自動車・車両内装事業については、自動車関連では(1)新規部位、新規素材の受注を拡大しビジネスの多角化を進める、(2)海外拠点における取扱商材を拡充し供給体制を強化し、グローバルサプライヤーとしての体制強化を目指す。また車両関連では新規商材の開発、取扱商材の拡充を進めさらなるシェア拡大に取り組む。
 インテリア事業においては、環境力商材と高付加価値商品を積極的に展開し、(1)東京オリンピック前のホテル等の改装需要の積極的な取り組みにより収益拡大を目指す、(2)「水平循環型リサイクルタイルカーペットECOS」の拡販を国内外でさらに押し進める、(3)一般家庭向けカーペット・ラグマットについて、安全・安心の特性に加え、独自技術加工によって付加価値を高め、需要の喚起と拡販に努める、(4)カーテンにおいてブランドコンセプトを明確に打ち出し差別化を図るとともに、リフォーム市場での販売を強化する、(5)壁紙は高機能・高付加価値商材を中心に販売活動を強化し収益力を高める、といった各種施策を実施、2018年5月期に売上高374億円(2015年5月期351億4300万円)、営業利益7億8000万円(同6億5100万円)を目指す。
 そして機能資材事業では、ホットカーペット、消臭フィルター、航空機向け床材、土木・建築資材など機能性商材、太陽光電池向け事業など既存事業の強化と新規事業分野開拓に取り組む。
 またグループ全体での取り組みとして、商品による貢献、人材の多様化・地域社会とのつながり、女性社員・シニア社員の活躍、ワーク・ライフ・バランスの推進、従業員の成長、伝統文化の保存を目指す。

■中期3ヵ年経営計画「Advance Ahead 2018」



2015年5月期:売上高912億4400万円/営業利益31億8800万円/経常利益38億1600万円/当期純利益19億2000万円/ROE5.7%
2016年5月期(計画):売上高980億円/営業利益38億円/経常利益42億8000万円/当期純利益25億9000万円/ROE7.2%
2017年5月期(計画):売上高1020億円/営業利益44億円/経常利益51億2000万円/当期純利益27億5000万円/ROE7.5%
2018年5月期(計画):売上高1070億円/営業利益50億円/経常利益57億2000万円/当期純利益33億3000万円/ROE8.4%

住江織物のホームページ
http://www.suminoe.jp/

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