業界ニュース

2015年1月24日配信

ハイムテキスタイル「テーマパーク」と「デジタルプリント」が同居した理由

テキスタイル部門の企画責任者<br>シュベンツファイアー氏
テキスタイル部門の企画責任者
シュベンツファイアー氏

テーマパークエリア
テーマパークエリア

デジタルプリント機の展示エリア
デジタルプリント機の展示エリア

 インテリア文化研究所(ICI)の本田榮二代表は、今年の「ハイムテキスタイル2014」で最大の話題となった4.0ホールに「テーマパーク」と「デジタルプリントマシン」が同居した背景を発表した。

 今年のハイムを訪れたほとんどのビジターは、なぜ「トレンドホール」が「テーマパーク」に名前を変えて4.0ホールへ移転したのか、どのような理由から「デジタルプリントマシン」とシェアしたのかについて強い関心を持ったと思われる。本田代表はこの理由を解明するため、メッセフランクフルトのテキスタイル部門の企画責任者であるシュベンツファイアー氏に長時間インタビューを行った。その結果判明したことは、今回の4.0ホールの企画は一時的な緊急避難措置ではなく、練りに練った長期戦略の下に決定したことである。

 多様化するインテリアトレンドの展示には、従来のトレンドホールは狭すぎるため広いホールへの移転が必要不可欠であった。広大なホールというニーズの点で4.0ホールは最適。一方、将来のインテリアトレンドを考えるとデジタルプリント商材を中心に展開されるのは間違いなく、その判断に基づき「テーマパーク」と「デジタルプリントマシン」の同居を決定したそうである。

 シュベンツファイアー氏は「デジタルプリント壁紙は離陸したので3.1ホールの壁紙メーカーに任せても大丈夫。今後、壁紙部門は百花繚乱の趣になるだろう。しかしテキスタイル部門は滑走路を走り出したばかりなので推進力を加えないと離陸しない。当分の間、メッセフランクフルトがテキスタイル部門をバックアップする」と熱く語った。

 本田代表は「4.0は最大ホールなので面積的に余裕がある。来年のハイムは質量ともにテーマパークは充実するうえ、デジタルプリントマシンの出展者も増えるはず。大手企業は、ヒューレッドパッカード社以外はキャノンやエプソン、富士写真フィルムなど日本企業ばかり。同じ日本人として楽しみ」と述べている。
 なお詳細は2月4日(水)のセミナーで説明予定。セミナーの詳細は下記の通り。

■「欧州4大インテリア見本市トレンドセミナー」開催要領
日時:平成27年2月4日(水) PM1:30~5:00
会場:川島織物セルコンショールーム
内容:
(1)壁装材を中心にインテリアトレンドを徹底分析する!
講師:インテリア文化研究所 代表 本田 榮二
(2)デジタルプリントとエディターを中心にインテリアトレンドを分析する!
講師: エルクリエーション㈱ 代表取締役 高田 真由美
(3)色彩デザインを中心にインテリアトレンドを徹底分析する!
講師:Color Design Farm 代表 網村 眞弓
(4)4大インテリア見本市を「旅するインテリア感覚」で報告する!
講師:有限会社アルファスパッチオ 代表 奥村 公子
定員:80(先着順)
申込締切:平成27年1月31日(定員次第締切)
会費:8000円/人(レジメ、トレンドDVD、消費税込み)
*1社2人以上でお申込の場合は、2人目から5000円/人
備考:記念品は「南薫堂珈琲店ドリップコーヒー10袋」

■申し込み・問い合わせ先
TEL:042-486-7972/FAX:042-486-7973(インテリア文化研究所)
携帯:090-2661-3105(本田榮二氏)
メール:e-honda@wine.ocn.ne.jp

インテリア文化研究所のホームページ
http://interior-culture.jimdo.com/

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