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　公益社団法人日本デザイン振興会は、このほど「2014年度グッドデザイン賞」の受賞結果を発表した。2014年度のグッドデザイン賞は、延べ3601件のデザインを対象に審査、そのうち1258件（受賞企業数801社）の受賞が決定した。
　インテリア・窓回り関連では、東リのタイルカーペット「ソコイタリグランドエアー」、LIXILの「カーテンレール付窓枠」、SHYのスクリーン 「ZIP Rail Screen」、あかりカンパニーの「採光ブラインド　アカリナ」などが選ばれた。

　また受賞した1258件のうち、独自性、提案性、審美性などの点で高く評価され、今後決定する特別賞各賞の候補となる100件として「グッドデザイン・ベスト100」、さらに「グッドデザイン大賞」候補の9件が選定されている。「グッドデザイン大賞」の候補になっているのは、4K超短焦点プロジェクター「LSPX-W1／ソニー」、デジタルカメラ「dp Quattro／シグマ」、ダイニングチェア「KISARAGI／飛騨産業」、医療用医薬用ロボット「VS050 SII／デンソー＋デンソーウェーブ」、電動アシスト車いす「JWスウィング／ヤマハ発動機」、商業施設「マーチエキュート神田万世橋」、バス待合所「秋田駅西口バスターミナル」、「Found MUJIの活動／良品計画」、月刊誌「東北食べる通信／NPO法人東北開墾」。「グッドデザイン大賞」は11月4日に決定する。
　この他、10年以上にわたって生産と販売が続けられ、市場から高い支持を得ている商品などに贈られる「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」は25件が受賞、また第1回目として日本の家具メーカーと協力し「グッドデザイン・ジャパニーズファニチャーセレクション」もあわせて実施、家具15件を選定した。

　なお公益社団法人日本デザイン振興会では、「グッドデザイン賞」関連のイベントを随時開催していく予定。10月4日（土）～25日（土）に、審査員が選定した一品を展示する「私の選んだ一品2014」（会場：東京ミッドタウン）、10月11日（土）～13日（月・祝）に、受賞デザイナーによるプレゼンテーション「グッドデザイン・ベスト100デザイナーズプレゼンテーション」（会場：東京ミッドタウン）、そして10月31日（金）～11月4日（火）には、受賞作品全点を展示する「グッドデザインエキジビション2014（G展）」（会場：東京ミッドタウン）、10月31日（金）～11月3日（月）に「ロングライフデザインエキジビション2014（G展）」（会場：渋谷ヒカリエ）が開催される。