業界ニュース
2014年1月6日配信
日本橋髙島屋の新春ディスプレイに松井機業のしけ絹の襖紙
正面ホールのディスプレイ
迎春のディスプレイ
日本橋髙島屋では、お正月シーズンのショーウインドウと正面ホールのディスプレイに、松井機業(富山県南砺市)のしけ絹と、しけ絹を使った襖紙を採用、伝統的な日本のお正月を演出し、店頭を一層華やかに装飾している。
日本橋髙島屋が「しけ絹」を店舗装飾に採用するのは今回が3回目。松井機業によると、これまでは、織り上げられたままの堅い「しけ絹」を使用していたが、今回は”精練”という処理を施した柔らかい「しけ絹」をタペストリーとして使用しており、未精練のものと比べてより光沢が増し、華やかになるとのこと。
また、「しけ絹紙」については、「織り→精練・染色→和紙との張り合わせ作業」の工程を一貫生産しているのは、日本でも同社だけ。昨今、和室の減少にともなって襖の需要が減少する中、高級品の「しけ絹紙」は追い討ちを掛けるように減少傾向にあるとのことで、「代々守り抜いて来たこの素材を何としてでも残していきたい!」としている。
ちなみに、ホール装飾では、着物の背景に、5mもの「しけ絹」と「しけ絹紙(髙島屋のロゴマーク入り)」が飾られているが、扱いにくいと言われる「しけ絹紙」を張り合わせ、タペストリーとすることは至難の技で、地元の職人さんの技が光る逸品であるという(展示期間は1月14日(火)まで)。
なお、正面ウインドウの迎春のディスプレイは、1月13日(月・祝)まで。引き続き1月14日(火)から2月11日(火・祝)まで、振袖コレクションとして、日本橋髙島屋の6面あるショーウインドウすべてに、髙島屋様のマーク入り「しけ絹紙」が貼られた襖が飾られる予定。
松井機業のホームページ
http://www.shikesilk.com/
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