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インテリア産業協会

アスプルンド

リノベッタ

世界的デザイナー・喜多俊之氏が総合プロデュースする展示会「LIVING ＆DESIGN2013」（主催:同展実行委員会）が、「DRESS UP ホームのドレスアップ 暮らしを着飾る楽しみ」をテーマに、11月27日（水）～29日（金）の3日間、大阪・中之島の大阪国際会議場（グランキューブ大阪）にて開催された。

今回は、展示面積2600平米のワンフロアに、出展者数113社（国内92社、海外21社）が集結したほか、環境と建築をめぐる建築家・妹島和世氏の講演や、元サッカー日本代表の中田英寿氏と喜多氏による「伝統と未来」に関するスペシャルトーク、各界で活躍する専門家によるセミナーもラインナップし話題となった。

主な出展者としては、(公社)インテリア産業協会関西支部は、会員企業の協力のもと、北欧モダンのリビングダイニング、和モダンのプライベートルームを展示。アスプルンドは、ベルギーを代表する紙の家具「ヴィンセント・シェパード」を紹介。また、「RENOVETTA」は、納戸化してしまった日本の住まいに、「心豊かな暮らし」を取り戻すことをテーマに、喜多氏デザインの「和室結界庵」などを訴求した。
その他、目立った出展者は以下の通り。

■「LIVING ＆ DESIGN2013」出展者ピックアップ

インターネット販売を中心に展開している友安製作所は、デザインがかわいいウォールステッカー、ウィンドーフィルム、カーテンレール、カーテン、PVC床材などをリアルに訴求。

大阪芸術大学デザイン学科は、「おんにゅう-on new-」をテーマに、空間デザイン専攻の学生がスタンド装飾を担当し、プロダクト専攻の学生らが製作した家具や照明などを展示した。

「クリエイティブネットワークセンター メビウス扇町」は、様々な分野のクリエイターが集う、人材どうしのつながりを、カラフルなバルーンとオーガンジーの生地のスタンドデザインで表現した。

椅子張りを得意とする椅子製作会社「さかとういす」は、職人とデザイナーのコラボで生まれた新しいオリジナル家具シリーズ「TOMODACHI」を出品。鍵盤や果物をキャラクター化したスツールと、自由に組み替え出来る壁面パネルを合わせた、ハッピーなインテリアが注目された。

和歌山木材協働組合は、紀州の杉材ブロックを組み合わせた、組み立て・解体・移動が可能な「森の茶室」が面白い。

(公社)日本インテリアデザイナー協会(JID)は、NPO法人JIAW協会(岡田辰雄代表)と協力して、「『京の匠とデザイン』プロジェクト」として、京都の伝統的ものづくりの技と、デザイナーの感性が協働することで、新たな価値の創造を目指す取り組みを紹介した。写真はその一例で、漆工芸「小法師-漆の置き時計-」（東端製作所 東端唯×小宮容易一）。