業界ニュース
2012年3月26日配信
「ミシンでお仕事プロジェクト」仕事獲得に向け本格始動へ
プロジェクト参加者
東日本大震災の被災者に対する自立支援として注目を集めている、「ふんばろう東日本支援プロジェクト/ミシンでお仕事プロジェクト」(代表:熊谷安利氏)では、このほど本格的な「仕事」獲得に向けた活動をスタート、生地提供など引き続き支援を求めている。
改めて「ミシンでお仕事プロジェクト」とは、寄付金によって購入した最新式のミシンと生地を被災地へ送り、現地の方にエコバックやランチョンマットなどを製作してもらい、それを販売して収益を得ることを目指したプロジェクト。これまで同プロジェクトでは、新規参加者を対象に、最新式ミシンの操作指導を中心としたワークショップを多数行ってきた。すでに400名を超える被災者に最新式ミシンを提供してきたが、第2段階に入った現在では、「仕事」獲得を目指した50~60名がエキスパートとして本格的な製品づくりを実施している。製品には「南三陸ミシン工房」というブランドが冠され、製作作業についても、これまで仮設住宅で行ってきたが、専用工房を建設する計画も進んでいる。
こうした状況下で、「製品になる生地」の必要性が高まってきている。具体的に必要となっている生地はレース生地、遮光生地以外のもの。これらの生地は技術的に製品化が難しいためだが、それ以外であれば、トートバック、エコバック、ボックスティッシュカバー、ポケットティッシュカバー、ランチョンマット、コースター、巾着などなど製品化できる種類が増えてきており、無地でも対応が可能で、大きさについても30cm角以上であれば製品化できるとしている。
生地収集を担当しているのは、静岡県の「インテリアハウス窓」(小池氏)。また生地送付については、これまで現地に荷受先がなく制約があったが、現在専用の荷受場所が確保されたため、いつでも生地の送付が可能となった。
なお同プロジェクトは、来る4月26日(木)~28日(土)、東京ビッグサイトで開催される「第36回2012日本ホビーショー」に出展、特別許可の下、製品販売が行われる予定。それに向けた製品づくりも進められており、早い段階での生地の支援(4月5日前後)を呼びかけている。
■生地送付先
〒986-0781 宮城県本吉郡南三陸町戸倉字水戸辺105 水戸辺仮設5-1
ミシンPJ 松岡さま
*ミシンPJと明記のこと
■問合せ先
「インテリアハウス窓」小池氏
tetsuo.k@i-koike.jp
「ミシンでお仕事プロジェクト」
http://wallpaper.fumbaro.org/machine
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