業界ニュース

2012年1月21日配信

ジムトンプソン ギメ東洋美術館で時空を超えたコラボを展開

ギメ東洋美術館での展示
ギメ東洋美術館での展示



タイ国が誇る世界的ファブリックブランド「JIM THOMPSON」(ジムトンプソン)は、2012新作コレクションのプレビューを、Paris Deco-Off会期初日の1月19日、パリのギメ東洋美術館に内外の業界関係者多数を集め、盛大に開催した。
ギメ東洋美術館は、大富豪エミール・ギメが、シルクロード関連の様々な仏教美術や古代エジプト文明の遺物など、アジア各国で蒐集した貴重な東洋美術コレクションを所蔵・展示していることで知られているが、今回は、アカデミー賞授賞式の舞台美術も手掛けた米国の建築家・デザイナーのデビッド・ロックウェルの演出により、現代アジアにおける感性の果実である新作コレクションと、本物の古代アジアの遺物が時空を超えてコラボするという、大胆不敵なインスタレーションを展開、パリっ子をはじめとする来場者の度肝を抜いた。
「JIM THOMPSON」は、伝統的なタイシルクの極上の糸が放つ、玉虫色の光沢に魅せられた米国人ジム・トンプソンが創始したブランド。伝統的な人の手による技と技術的革新とを融合させたジム・トンプソンのファブリックは、タイシルクの代名詞ともなっている。 ちなみに、トンプソンは61歳の時、保養先であるマレーシアのコテージから突然跡形もなく失踪した。何らかの事件や謀略に巻き込まれたのではないかと、徹底した捜査が行われたが、真相が解明されておらず、第二次大戦中、今日のCIAの前身にあたるOSSに勤務した彼の経歴も、ブランドにミステリアスな輝きを添えている。

なお、2012新作は、「JIM THOMPSON」のデザインの本流であるファブリック、壁紙コレクションに加え、「No.9 THOMPSON」シリーズの新作が発表された。こちらは、リチャード・スミスのデザインによるプリントコレクションで、コーカサス地方からインド亜大陸・中国におけるアジア地域からインスパイアされたもの。特にフリーハンドで描かれたカラフルな魚のファブリックなどが目を惹いた。これらの新作は、サンジエルマンデプレにある同社ショールームでも展示されている。
なお、「JIM THOMPSON」のファブリック、壁紙は、日本ではマナトレーディングが取り扱っている。







マナトレーディングのホームページ
http://www.manas.co.jp/

インテリアビジネスニュース購読案内

インテリアビジネスニュースは、インテリア専門店動向をはじめとするインテリアビジネスの最前線情報から消費者動向に至るまで、幅広く、深くインテリアビジネスに関する情報を発信しています。
より詳しくインテリア業界を知るための必携の専門新聞です。

  • ご購読のお申し込み
  • サンプル紙ご請求

IBNewsグループサイト

インテリアビジネスニュース
月2回発行
インテリア業界専門新聞
カーテン買うならこのお店
カーテンショップ選びの
総合情報サイト
カーテントレンドニュース
カーテン業界の
トレンド情報等を発信中!

Get ADOBE FLASH Player
当サイトでは、一部FLASHを使用しております。ADOBE FLASH Player をお持ちでない方は、左バナーをクリックしてダウンロードしてください。