業界ニュース

2010年2月9日配信

インテリア文化研究所 恒例の冬季セミナーに90名以上が参加

90名以上が参加した冬季セミナー
90名以上が参加した冬季セミナー

インテリア文化研究所(本田榮二代表)では、2月9日(火)にINAX銀座ショールームにて恒例の冬季セミナーを開催、「ハイムテキスタイル」や「メゾン・エ・オブジェ」のトレンド情報といった旬の情報を求め、90名以上のインテリア業界関係者が受講した。

「ハイムテキスタイル」のトレンドを解説したのは、インテリア文化研究所代表の本田榮二氏。本田氏は「ハイムテキスタイル」を連続22回(通算23回)視察しており、トレンドの歴史や変遷に精通している。その知識と分析力を活かして今年のトレンドについて詳細に解説した。本田氏曰く「ハイムテキスタイル2010」を読み解くキーワードは「エコロジー」「ファッション化」「マルチミックス」「コラボレーション」の4つで、これらがトレンドエリアや企業ブースでの展示に強く表れていたとのこと。カラートレンドは昨年から続くパープルに加え、エコを想起させる「アップルグリーン」が急上昇しているとのこと(詳細は「インテリアビジネスニュース(本紙)」にて本田氏のレポートを掲載中)。「メゾン・エ・オブジェ」については、欧州インテリアのトレンドに詳しい奥村公子氏(アルファ・スパッチオ代表)が解説を行った。奥村氏は、今年の「メゾン・エ・オブジェ」が「エディトゥール」と「Paris deco off」に分かれたことで視察が難しくなった状況の中、「エディトゥール」「Paris deco off」共にすべてのエディター視察を網羅したという数少ない人物である。セミナーでは300枚という膨大な画像を駆使して、余すところなくエディターのトレンド情報を紹介した。

 

IIDA日本支部によるセミナー
IIDA日本支部によるセミナー

また今回は特別セミナーとして、国際インテリアデザイン協会日本支部(IIDA)によるセミナー「旅館に学ぶ日本のデザイン RYOKAN-Japanese Hospitality Design Now」も行われた。これは昨年6月のシカゴ・ネオコン会場で行ったセミナーを日本版にしたもので、「旅館」を切り口に日本の伝統的なデザインや文化、そして現代のデザインを紹介するというもの。日本人が普段あまり感じることのない、日本のデザインの素晴らしさを改めて見直すきっかけとなった。なお今回のIIDAによる特別セミナーは、昨年10月22日にリビングデザインセンターOZONEで行われたセミナーを聴講した本田氏が、その内容に感銘を受けてIIDAに講師を打診、今回のコラボレーションが実現したとのことだ。

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