業界ニュース
2009年10月13日配信
アイフルホーム 「スーパーサスティナブルモデル住宅ZUTTO」を発表
ZUTTO」外観
「バイオルーム」
寝室
(株)トステム住宅研究所アイフルホームカンパニーでは、昨年発表した「クールアースモデル住宅」での実験・研究を踏まえ、新たな研究機関・企業とのコラボを行うことで、さらに進化したコンセプトホームを開発、持続可能社会に向けた究極のソリューションを提案する「スーパーサスティナブルモデル住宅ZUTTO(ずっと)」のモデルハウスを、東京・柴又に建築し、公開した。
「スーパーサスティナブルモデル住宅ZUTTO」は、太陽光発電に太陽熱給湯、バイオマスのペレット暖房を組み合わせることで、従来のオール電化住宅の弱点であった冬場の太陽光発電カバー率120%を実現。遮熱Low-EガラスやLED照明、雨水再利用システムの採用、電気自動車対応など、低炭素化社会に向けた様々なソリューションを提案。同社によると、二酸化炭素排出量は1棟で年間9.3トン削減出来るとのこと。また、新しい間仕切りシステム(間仕切り壁・間仕切り家具)の採用で、ライフスタイルに合わせた間取りの変更も容易で、将来のリフォーム費用も節約出来るという。これらすべてを合わせた節減効果により、生涯生活コストが20年間で1000万円節約出来るとしている。
また、最新の医学データに基づく予防医療・人間活性化を追及しているのも大きな特長である。例えば、昭和大学医学部、山本化学工業(株)などとの連携により提案する、住んでいるだけで健康が維持される「バイオルーム」は、LED照明の色による脳活性化モードと癒しモードの設定が可能。床下には遠赤外線効果のあるハニカム構造のオイルフリー独立発泡ゴム「バイオラバー」を設置した(「バイオラバー」は、山本化学工業(株)が開発した学術名「活性型ゴムレジン」として知られる医療用素材。近畿大学の研究では、生体内における間接的ながん抑制効果があることが報告されている)。メディカルアロマセラピーが簡単に出来る設備も装備しており、実験では、8人中7人に抗酸化能(アンチエイジング)の効果が見られたという。
さらに、子供の家庭内事故ゼロを目標に、様々な配慮が行われている点も特長である。例えば万一の事故でも重篤なケガにならないよう階段は滑り止めクッション付きに。内部壁の出隅の角はすべてR加工されており、開口部は、指はさみなどの事故が起こらないソフトクローズ機能付きオール引戸となっていることなども見逃せない。
アイフルホームのホームページ
http://www.eyefulhome.jp/
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