業界ニュース

2008年11月24日配信

JAPANTEX2008閉幕 来場者数は3万1396名に減少
行列が出来たクッションプレゼント企画
WTPミニセミナーには多数の専門店が参加
ミシン体験が人気だったキルトコーナー
11月19日(水)~22日(土)の期間、東京ビッグサイト西ホールにて開催された「インテリアトレンドショー第27回JAPANTEX2008」が閉幕した。4日間の総来場者数は3万1396名(昨年実績:3万2335名)と目標としていた3万5000名には届かなかった。

今年は、昨年に引き続き「IPEC」「インテリアフェスティバル」の同時開催や、「東京国際家具見本市(IFFT)」と「インテリアライフスタイル」の融合によって生まれ変わった「IFFT/インテリアライフスタイルリビング」の初開催、さらに「日経住まいのリフォーム博2008」の開催期間が重なり来場者数増が見込まれていたが、建設業界、住宅関連業界における景気低迷の影響を受け、建設会社、ハウジングメーカー、設計事務所、百貨店、量販店、家具店などの分野で来場者が大きく落ち込んだ。またJAPANTEX事務局が積極的に動員活動を行ってきた消費者、学生関係も4728名(昨年実績5139名)と落ち込んだ。
その一方、インテリア専門店、内装工事店などの業者関連は6362名(昨年実績5835名)と大幅に増加した。ウィンドートリートメント業界活性化プロジェクト(略称:WTP)が、インテリア専門店向けにブース展開し、ブース内で開催したミニセミナーでは延べ300名以上を動員するなど専門店に特化した活動が寄与した形だ。

来場者は伸び悩んだものの、各社のブース展開は開催テーマである「ネクストデザイン インテリアスタイル」の集大成として、空間デザインの提案を意識した完成度の高いものであった。今年は出展企業がタレントを会場に招くなど従来にはない華やかさもあり、中央アトリウムにて行われた「HOTPOiNT」、「キルトの集い2008」など主催者企画も来場者を楽しませた。昨年に続き行われた「HOTPOiNT」で使用したクッションのプレゼント企画も大盛況であった。しかしここ数年、消費者動員に重点を置き、素材や商品そのものを見せることから空間デザインを提案するという方向にシフトしたことで、専門店、工事店などの業者レベルでは、物足りないという声も多数聞かれた。消費者動員が難しい中で、JAPANTEXの方向性も転換期に来ているという指摘もあった。
なお次回会期は11月11日(水)~13日(金)と、従来の4日間から3日間に短縮される。幹事会社は(株)川島織物セルコン。

■開催日別来場者数
11月19日(水):8075名(昨年実績:1万356名)
11月20日(木):8299名(昨年実績:1万11名)
11月21日(金):8508名(昨年実績:7156名)
11月22日(土):6514名(昨年実績:4812名)

来場者数の詳細(PDFファイル)

JAPANTEXのホームページ
http://www.japantex.jp/
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