業界ニュース
2008年3月28日配信
アイフルホーム 子供の住を考える「キッズデザイン研究所」創設 | ||||||
同社では、次世代を担う子供たちの住環境や家庭環境には、少子高齢化問題、地球環境問題、家庭内暴力、いじめや引きこもりなどの社会問題が密接に関わりあっているとの認識から、今回「キッズデザイン研究所」(高橋司郎所長)を創設。自然環境や環境教育のバイブルとされる、レイチェル・カーソンの著書『センス・オブ・ワンダー』を日本中に紹介したナガノユキノ氏(自然育児友の会元代表)、英国王立園芸協会「チェルシーフラワーショー」で、日本人で初めてベストガーデン賞、シルバーギルドメダルを受賞したガーデンデザイナー矢野TEA氏、キッズデザイン賞の審査委員長にして、「世界一受けたい授業」の講師としても知られる赤池学氏(ユニバーサルデザイン総合研究所所長)といった、アイフルホームの新商品開発のアドバイザーでもある有識者を迎え、これまで商品企画に携わって来たメンバーとともに、諸問題の解決策を住宅の側面から突き詰めていく。 具体的には、住まいに関する子供の意識調査、感性教育に関する調査などの調査活動、家庭生活における親子コミュニケーション、家庭内事故の抑制策、感性価値教育と住環境に関する研究開発、研究に基づく住宅設備機器・住宅の開発、キッズデザインアドバイザーの研修会開催・資格認定制度などといった活動を行う。 ところで、(株)トステム住宅研究所は、トステムやINAXなどの事業会社を擁する(株)住生活グループの傘下企業。「アイフルホーム」のブランドで住宅FCを全国展開し、昨年には、建設住宅戸数累計12万戸を達成した。さらにトステム住宅研究所の傘下には、フィアスホーム(プレジデント:条生秀人氏)もあるが、「キッズデザイン研究所」は当面、アイフルホームカンパニー(プレジデント:大竹社長兼務)のシンクタンクとして活動、将来は住生活グループ全体との連携も視野に展開していきたいとしている。 子育てが楽しくなる家「c’e-si-bo」(セシボ)新発売
「セシボ」の開発に当たって同社では、子育てをテーマにした慶應義塾大学の調査などから、子育て女性の悩みや要望を、(1)家事効率アップ・家事ストレス軽減の工夫、(2)子育てを楽しくする工夫、(3)家+庭で絆を育む工夫という3つのポイントに整理。前出のナガノユキノ氏、矢野TEA氏など専門家のアドバイスも集約し、子育てが楽しくなる家として具現化した。 特に(1)家事効率アップ・家事ストレス軽減の工夫では、キッチンやランドリースペースなど水回りを一直線に配置し、家事の中心となるキッチンからムダのない動線を確保するとともに、玄関土間収納やニッチ収納を各所に配置、収納不足を解消するなど、家事の効率アップと家事ストレスの軽減を図った。(2)子育てを楽しくする工夫では、壁に絵を描いて表現する楽しさを学ぶ「クリエイティブウォール」、家族の写真や子供が描いた絵をドアにデザイン出来る「思い出ドア」などを提案。(3)家+庭で絆を育む工夫としては、「デザイナーズモジュールガーデン」を展開する。「デザイナーズモジュールガーデン」には、砂場仕様・菜園仕様・ガーデニング仕様があり、自然とふれあい発見する喜びを通じて子供の感性を育む庭づくりを、住宅と一体として提案する。 外観デザインは、カジュアル、ヨーロピアン、シンプル、トラディショナルモダン、ユーロモダン、ジャパニーズモダン、ナチュラルモダン、ノーブルの8スタイル。初年度の目標契約棟数は5000棟。 なお、トステム住宅研究所では、「キッズデザイン研究所」創設と「セシボ」の発売に当たり、3月27日、東京・九段会館で記者発表会を開催、併せて矢野TEA氏が子供たちと「デザイナーズモジュールガーデン」の草花を用いたクラフトづくりを実演するワークショップを開催した。 アイフルホームのホームページ http://www.eyefulhome.jp/ |
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