業界ニュース

2008年2月21日配信

TDA 海外インテリアトレンドセミナーを開催
日本テキスタイルデザイン協会では、2月21日(木)東京ウィメンズプラザ・ホールにて「ヨーロッパ最新インテリアテキスタイルトレンド情報セミナー」と題したトレンドセミナーを開催した。

今回のセミナーは、1月にヨーロッパで開催された「ハイムテキスタイル」「ドモテックス」「メゾン・エ・オブジェ」の3展示会に関して、その最新トレンドを徹底的に分析し、ビジュアル中心に紹介していくもので、デザイナー視点による高度なトレンド分析が行われた。
「メゾン・エ・オブジェ」を報告したのは大場麻美氏。会場で展開された3つのトレンドゾーンについて独自の解釈を加えながら解説した。またエディターの展開するファブリックスやライフスタイルブランドの出展品などから最新トレンドを分析、昨年との比較を交えながらパターン、カラー、クオリティ、スタイルの4つの要素について詳細に解説した。ちなみにパターンの傾向は自然界からのモチーフが目立つこと、日本やアジア的なイメージ感のある幾何柄などが多いこと、カラーについてはブラックの割合が相変わらず高いもののブライトトーンのカラーが指し色として入ってきているのが特徴とのこと。
ハイムの「METALLIC」の展示
ハイムの「STRUCTURE」の展示
「ドモテックス」は今野文雄氏が担当。3号館で開催されていた「floor forum(フロアフォーラム)」のトレンド傾向を中心に解説、4つのテーマで構成されていた展示を、カラーやテクスチャーによってさらに細かく分類して紹介した。カラーとしてはやはりホワイト&ブラック、そしてパープルがトレンド。
最後に「ハイムテキスタイル」を分析したのが杉山哲三氏である。ハイムテキスタイルにおいて最も注目されるトレンドゾーンの解説では、トレンドテーマである「VISIONARY」「ORIGINAL」「MAGICAL」「VIBALANT」については単にカラーや異素材の組み合わせ方による違いとし、トレンドゾーンを読み解く重要なポイントとして、コーナー展開されていた「METALLIC」「STRUCTURE」をクローズアップ、光沢感と立体感が4つのトレンドテーマに根底にありトレンドの主流であるとした。光沢感と立体感は生地生産において匠の技が不可欠で、トルコや中国で生産される均一的な生地からの転換を示しているとのことである。この他、各出展ブースの傾向や日本企業の動向も報告した。

日本テキスタイルデザイン協会のホームページ
http://www.j-tda.jp/
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