業界ニュース

2007年11月1日配信

東リ 旧本館事務所が景観重要建造物に指定
東リ(株)の伊丹工場敷地内に現存する「東リ旧本館事務所」が、景観重要建造物として11月1日に伊丹市より指定された。景観法に基づく指定で、兵庫県内では初のケースとなる。東リの旧社名は東洋リノリユームで、大正期の1919年に創立され、その翌年1920年に管理棟(木造2階建て延べ200平方メートル)として建設されたのが今回指定された東リ旧本館事務所。設計したのは、大阪の綿業会館、大阪商船三井船舶神戸支店など様式建築の傑作を残した渡辺節(1884年~1967年)で、屋根裏からは棟札(棟上げのとき、工事の由緒・年月日・建築者・工匠などを記して、棟木に打ちつける札)も発見されている。半切り妻造りで柱や梁を外部に露出させたハーフティンバースタイル、及び幾何学的模様に装飾された庇付きの玄関が特長で、現在もモダンな印象を与える。

関西を代表する建築家の作品として高く評価され、建築史の研究者も見学に来るとのこと。なお、見学を希望の際は東リ総務人事部総務グループ(電話06-6494-6622)まで事前申込が必要。

東リのホームページ
http://www.toli.co.jp/
その他の業界ニュース

インテリアビジネスニュース購読案内

インテリアビジネスニュースは、インテリア専門店動向をはじめとするインテリアビジネスの最前線情報から消費者動向に至るまで、幅広く、深くインテリアビジネスに関する情報を発信しています。
より詳しくインテリア業界を知るための必携の専門新聞です。

  • ご購読のお申し込み
  • サンプル紙ご請求

IBNewsグループサイト

インテリアビジネスニュース
月2回発行
インテリア業界専門新聞
カーテン買うならこのお店
カーテンショップ選びの
総合情報サイト
カーテントレンドニュース
カーテン業界の
トレンド情報等を発信中!

Get ADOBE FLASH Player
当サイトでは、一部FLASHを使用しております。ADOBE FLASH Player をお持ちでない方は、左バナーをクリックしてダウンロードしてください。