コントラクトニュース
2013年8月7日配信
「INTER-FOOD JAPAN 2013」で「カフェ・喫茶産業展」初開催
会場内の様子
カフェ・喫茶産業展
8月5~7日の3日間、東京ビッグサイトにおいて、外食・FC産業活性化のための専門展示会「NOODLE WORLD 2013」「INTER-FOOD JAPAN 2013」「第4回フランチャイズ・独立開業支援展」が開催された(主催:各展示会実行委員会)。各展は、パスタ、そば、ラーメン、日本食、居酒屋、店舗、名産品など業種業態別の展示会で構成され、3展示会合計の出展者は800社以上(うち新規出展200社以上)で、来場者数は、正式な集計は未発表であるが、当初計画では、飲食店経営者・バイヤーなど50000名となっている。
今回の見どころは、「INTER-FOOD JAPAN 2013」において初めて開催された、「第1回カフェ・喫茶産業展」である。
この展示会は、外食産業において特に注目度が高まっているカフェ・喫茶産業にスポットをあて、必要な食材や設備、備品を一堂に集め紹介するもので、カフェ・カンパニー(株)の楠本修二郎社長が全体をプロデュースした。カフェは単にコーヒーを提供するだけでなく、多様な価値観を共有する人々が集い、コミュニティが生まれる場所という理念のもと、2001年に創業されたカフェ・カンパニーは、現在77店舗を運営する一方、地域の生産者と都市生活者をつなぐ地域デザイン事業、異業種とのコラボを図るプロモーション事業やスペースデザイン事業など、多彩な事業展開で注目を集める企業である。
また、「カフェ・喫茶産業展」のメインコンセプトゾーンは、東急東横線渋谷駅跡地のイベントスペース「SHIBUYA ekiato」にオープンしたユニクロの世界最大のUTストア「UT POP-UP! TYO」の空間プロデュースや無印良品の企画など、多岐にわたる活動で知られる、スペースコンポーザーの谷川じゅんじ氏(空間クリエイティブカンパニー〈JTQ〉代表)が担当した。
会期中には、各界の第一人者を集め、食はもちろんのこと、旅・アート・カルチャー・デザイン・音楽・ファッションなど、多様なライフスタイルをつなぎ、人が集い、育む場としてのカフェの役割、今後の可能性などについて、9つの専門セミナーが開催され、多くの来場者を集めた。
なお、全体を概観してインテリア関連の出展者は多くないが、中でも灰一(株)(滋賀県)は、スペインBOING社の柔らかい素材(フレキシブルポリウレタン)を使った、洗練されたフォルムの洗面ボウル等を出展し、注目を集めた。これは10種類のカラー、4つのコンセプトで構成されており、汚れがつきにくいよう、日本国内で表面加工を施している。
灰一株式会社
「INTER-FOOD JAPAN 2013」公式サイト
http://www.foodexpo.jp/
インテリアビジネスニュース購読案内
インテリアビジネスニュースは、インテリア専門店動向をはじめとするインテリアビジネスの最前線情報から消費者動向に至るまで、幅広く、深くインテリアビジネスに関する情報を発信しています。
より詳しくインテリア業界を知るための必携の専門新聞です。
IBNewsグループサイト
- インテリアビジネスニュース
- 月2回発行
インテリア業界専門新聞
- カーテン買うならこのお店
- カーテンショップ選びの
総合情報サイト
- カーテントレンドニュース
-
カーテン業界の
トレンド情報等を発信中!