コントラクトニュース

2008年10月1日配信

ハーマンミラー 工具なしで組み立て可能な高機能テーブルシステム
米国の家具メーカー、ハーマンミラー社(本社:ミシガン州)の日本法人であるハーマンミラージャパン(株)は、工具をまったく使わずに組み立て可能な高機能オフィステーブルシステム「センス(sense)」を10月1日(水)より発売した。

「センス」は、2年の開発期間を経て今年4月の「ミラノサローネ」で発表され、大きな話題となった、まったく新しい高機能テーブルシステム。現代の建築にマッチする、シンプルなデザインと新鮮なカラーリングは、スイスのオフィス家具デザイナー、ダニエル・コーブ(korb+korb主宰)が手掛けたものである。組み立て・高さ調節など5種類の特許で構成された「センス」は、すべての部品が工具を一切使わず、簡単に差し込んでひねるだけでしっかり固定出来ることから、システム家具でありながら、1席分の組み立てに要する時間がわずか1~2分と、組み立てや組み換えに伴う煩わしさを劇的に軽減。1席の独立したテーブルから、空間効率の良いグループ用のレイアウトまで、様々なワークスペースづくりが可能であり、企業の変化に応じて、テーブルの追加や変更を思い通りに行うことが出来る。個人のワークスペースを彩るアクセサリーと豊富なカラー(フレームとレッグ3色、テーブルトップ6色、スクリーン12色、アクセサリー6色)のラインナップと相俟って、知的創造に相応しい環境づくりに貢献するとしている(「red dot award product design 2008」受賞)。
また「センス」は、ハーマンミラー社の厳しい環境適合設計(Design for Environment)に基づいて開発されており、素材に含まれる化学物質や製品の解体性、再資源化まで評価しつつデザインされていることも大きな特徴で、ビル・マグダナーとマイケル・ブラウンガードが提唱する完全循環型の設計ガイドライン「ゆりかごからゆりかごまで」認定の銀賞を受賞予定である。

ハーマンミラージャパンの松崎社長によると、先行発売された英国では発売から半年間で驚くべき数字を上げたとのこと。特に、従来からハーマンミラー社が得意として来た、大手金融機関や法律事務所といった、トラディショナルな職域とは異なる分野、例えばSOHO、IT企業、メディア(BBC)、コールセンター、大学、マーケティングなど、高度にスピードが要求される現代的な職場のワークスペースに採用されているとのこと。中でも、最も大きな現場ではマンチェスター警察に700席の「センス」が納入されたという。
日本での販売は、ディーラー経由。SOHOや中小企業から大企業、官公庁まで幅広い分野での需要を見込んでいる。現状では発注から7週間の納期を想定しているが、将来は必要があれば国内在庫することも検討したいとしている。なお、「センス」発売に伴い、同社ではスペシャルサイトを開設。ウェブ上の画面で、ドラッグ&ドロップによって、簡単にカラーの着せ替えやレイアウトデザインを編集することが出来る。

「センス(sense)」のホームページ
http://www.hermanmiller.co.jp/sensetables/
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