
リノベーションプラットフォーム運営のリノベる(株)は、アジア展開に向けたハブ機能を担う子会社としてシンガポール法人「RENOVERU GLOBAL PTE. LTD.」(リノベるグローバル)」を設立、さらにリノベるグローバルの関係会社としてタイ法人「RENOVERU (THAILAND) CO., LTD.」(リノベるタイランド)」を設立した。
タイは現在、人口がピークを迎え減少に転じるなど、新築コンドミニアム市場が縮小していく構造変化の過渡期にある。バンコク中心地(CBD)では、新築コンドミニアムの価格高騰と専有面積の狭小化が進む一方で、中古コンドミニアム物件は新築に比べて割安であり、好立地でゆとりある広さが確保できるという魅力的なポテンシャルを秘めている。しかしながら、タイの中古コンドミニアム市場は日本に比べるとリノベーションや流通時の評価基準が未整備であり、「安心して中古物件を選べる」環境が形成されていない。リノベるは、日本国内で15年にわたり8000戸超のリノベーション実績を重ね、「築古=安い」という常識からリノベーションによる価値再生の文化及び中古マンション市場を切り拓いてきた。この日本での価値再生の実績とノウハウを活かし、タイ市場において、より安心・安全に中古コンドミニアムが流通する新たなマーケットを創出する。
その再販第1号案件として、在シンガポールの日系投資家と共同で、2026年6月バンコクでリノベーション工事を着工した。 物件は、バンコク中心地のスクンビットエリアに位置する築28年の中古コンドミニアムにある専有面積166平米の一室。内装をすべて解体するスケルトンリノベーションを実施し、間取りも現代のライフスタイルに合わせて大きく変更することで、物件が持つ価値を最大限に引き出す計画となっている。10月の完成を予定している。
今後の展開については、現地で連携できる施工パートナー、不動産の仕入れ・販売で連携できる不動産パートナー、不動産投資プレーヤー等とのパートナーネットワーク構築を推進する。また、先行して実施しているマーケティング調査で現地でのリノベーションニーズを確認しており、バンコクにおけるコンドミニアムのリノベーションサービスや「中古コンドミニアム購入+リノベーション」のワンストップサービスの提供も視野に入れて事業を進めて行く。
さらに、シンガポールにおいても、現地不動産プレーヤーや施工会社との協業体制構築を推進中とのことで、日本品質の中古コンドミニアム流通とリノベーションを輸出、シンガポール・タイを起点にアジア全域にストック活用とリノベーションの文化を広げていくとしている。
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