来場者で溢れるアンビエンテ会場内
世界最大級のBtoB消費財見本市「アンビエンテ2025」(主催:メッセ・フランクフルト)が、2025年2月7日(金)〜11日(火)の期間、ドイツ・フランクフルト国際展示場にて開催される。
「アンビエンテ」は、セレクトショップ向けのハイエンドな商材から、大口取り引き向けのアイテムまでライフスタイル全般の商材を網羅する消費財見本市。前回(2024年)開催時は、176カ国・地域から4933社が出展、13万6482名が来場するなど、まさに質、量、そして国際性など世界最大規模を誇っている。日本からも毎年70社以上が出展している。
広大な展示会場は、「ダイニング」「ギビング」「リビング」「ワーキング」の4つのエリア構成に分類され、目的の商材にたどり着きやすいホール設計が行われている。「ダイニング」(ホール8・9・10・11・12)はテーブルウェア、キッチン用品、ガラス製品、磁器・陶器類などアンビエンテのメインとなるテーブル・キッチン関連アイテムを展開、「リビング」(ホール3)には家具やホームテキスタイル、証明などインテリアデコレーティング関連商材を取り揃える。また「ギビング」(ホール4)ではステーショナリー関連、「ワーキング」(ホール3)ではオフィス家具、会議用アイテム、デジタルプリンター関連などオフィス関連アイテムが集結する。
ダイニングエリア
リビングエリア
ワーキングエリア
4エリアに加えて、テーマを設定した特別出展エリアも多彩に行われる。その中でも注目が日本の伝統工芸と現代的デザインを融合させたアイテムを提案する「JAPAN STYLE」(ホール3)である。日本の美意識を取り入れたデザインアイテムを海外に輸出すべく2009年に設置された特別エリアで、「アンビエンテ」の中でも人気エリアとなっている。今回も引き続き、(株)プレステージジャパン(Time & Style)の吉田龍太郎氏によるディレクションのもとabien、アッシュコンセプト、カワイ、東洋スチール、ノザワークス、乗富鉄工所、備前市・瀬戸内市などが出展する。
また新進気鋭のデザイナーがプロトタイプを発表する「Talents」には、インテリアライフスタイルでアワードを獲得した「Hana Mitsui」が参加する。
この他、特別企画としてドイツのデザインスタジオ「ボラ・ヘルケ・パルミザーノ」の監修による「Ambiente Trends」、サステナビリティをテーマとした「 Ethical Style by Ambiente」、FABIAN FREYTAGによるキュレーション展示「The Lounge - Shades of Space」なども行われる。
なお2023年、2024年に引き続きシーズナルデコレーションとフローリスト の国際見本市「 クリスマスワールド 」(ホール4・5・6)とホビー・クラフト・ DIY用品専門の国際見本市「 クリエイティブワールド 」(ホール1)と同時開催、あらゆる消費財が一堂に会場に集う。
来場に関する問い合わせは、メッセフランクフルト ジャパン(株)海外見本市チーム(Tel 03-3262-8444/Email info@overseas-fairs.com)まで。
前回の「JAPAN STYLE」エリア
前回の「Talents」エリア
前回の「Ambiente Trends」
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世界最大級のBtoB消費財見本市「アンビエンテ2025」