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特集

2017年1月5日
ロンドン・インテリアデザイン紀行-2
網村眞弓氏(Color Design Firm代表)


エスタブリッシュの象徴ともいえる「リンレイ」は、女王の甥によるブランド。個人の別注品とし制作していた家具を、テーラーメイドのデザインで提供している。


ハンドペイントの壁紙ショールームでは、しかるべきどなたかが、デザイナーを従えて壁紙選びをしていてSPに写真を消すよう言われる。作品は息をのむ美しさで、お忍びで来る気持ちもうなづける。


インテリアサロン「ウィリアムヨアード」は、オーガニックでナチュラル。藍などの、素朴な色が印象的だが、ブランドは英国王室でも使用され女王よりインテリア勲章も贈もられているデザイナーズギルドのトルシアさんの呼びかけで発展した。キングスロードの店には、人気のファブリックや壁紙とともに、彼のデザインによる家具や小物をあしらった独特の世界が広がっている。


鮮やかな色で知られる「デザイナーズギルド」では、家具にガーデニング類もありショールームを併設する巨大店である。組み合わせが、ボードや、実際に生地を使用したコーディネートで提案され、それぞれは最少のコーナー展示ながら、あの鮮やかなファブリックを、家具やその他の物とどう組み合わせるのか、ヒントになっている。分り易く綺麗。全体が大きなカタログのような構成だ。


「オズボーン」では、入り口の新作ソファにマダムが座り、店の人と話しに興じていた。日常にインテリアが同居し、ショールームはサロンのようであった。年期の入ったスタッフが新作デザインについてテキパキと調べてサンプルも取り出し、実に気持ちがいい。


オズボーンの新作

 今期の特徴は、押さえた金族色。銀色がかった金や、擦れたゴールド。アジア柄は、やや西に移りインド風になっている。古典柄もダマスクよりは、ペイズリー風だ。色もターメリックやオレンジ、イズミール・ブルー、青や藍、そして緑が出て来ている。
 ショールームやショップは概して明るく親しみやすい。新作の展示も具体的だ。スタッフも、薬局でいえば薬剤師のように、基礎知識があり、知らないことはプロとして調べてくれる「相談相手」の感じ。

 ロンドン・デザイン・ウィークは、新作はどうかしら、と英国の人達がショールームや店を訪れ、新作が人々に広がる拠点として機能している。若い人からエスタブリッシュな方まで、多くの人が楽しむ、身近でちょっとした贅沢の手助けとなっているようだ。

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