オンラインインテリアビジネスニュース

ログイン・登録 PC版

特集

2016年10月1日
JAPANTEX 2016見どころ情報-2
カーテン縫製技術、壁装、床材施工技術
技術系のデモンストレーションを多彩に展開


昨年の日装連・技能デモンストレーション

 インテリアファブリックス製品は、現場に納めてからはじめて製品となる、いわゆる「半製品」である。質の高い「製品」とするためには、現場での高い施工技術が不可欠で、そこを担うのがインテリア専門店や内装工事店、縫製加工業者である。今年の「JAPANTEX」では、その技術にフィーチャーした企画が多彩に展開される。

 その1つが、日装連が日本内装仕上技能士会連合会との共催により実施する「技能デモンストレーション」だ。これは昨年初開催され大盛況となったものの第2弾で、今回は壁紙施工、化粧(粘着)シート施工、カーペット施工、プラスチック床材施工の4技能について、その道のプロである技能者が実際にデモンストレーションをし、施工技術を紹介するというもの。
 施工するのは、デジタルプリント壁紙、和紙壁紙、デジタルプリントを施した化粧(粘着)シート、Pタイル、カーペットのジョイントなど。
 またプロの技のポイントである手元作業の様子が見学者により伝わるように、今年はビデオカメラを導入しその様子をモニターにリアルタムで流す工夫も取り入れる。


大阪カーテン技術会も出展

 もう1つの技術系企画展示が、大阪カーテン技術会による、カーテン縫製加工のデモンストレーションである。こちらもプロが集結、主にスタイルカーテンの縫製加工をその場で実演する他、スタイルカーテン縫製の特殊な手法について、すべて単色の生地でパーツ単位に分解して展示する。
 また、この企画に合わせて、窓装飾プランナー対象のデザイン公募も実施、集まったオリジナルデザインカーテンを実際に製作して展示する。
 スタイルカーテン提案は、年々厳しくなる大型店やネット通販業者との差別化の大きなポイントになる提案である。その意味では非常に注目の企画展示といえる。

JAPANTEX 2016見どころ情報
■メイン企画「JTEX TRENDS」はトレンドストリートを展開
■カーテン縫製技術、壁装、床材施工技術のデモンストレーションを展開
■日本壁装協会が壁紙を、カーペット工業組合がカーペットを訴求

主要出展者(新着順)
■川島セルコン 「今の気分、私のインテリア」テーマに出展
■リック 「JAPANTEX 2016/デジタルプリントエリア」に出展
■トーソー コンセプトは「NEXT STANDARD ―次世代のスタンダードへ―」
■ニチベイ 「無限の可能性を秘めた新しい空間 ~N次元空間~」がテーマ
■ヤヨイ化学販売 テーマは「value from innovation」
■東リ テーマは「Salon de TOLI ―伝統と未来をつなぐおもてなし空間―」
■サンゲツ 「sangetsu × 3 artists」でコラボレーション展示
■スミノエ 「MODE + ECO」をテーマに出展
■タチカワ 「TOUCH-みて・かんじて・さわって-」テーマに出展

戻る


トピックス

本紙紙面

アクセスランキング

  1. 大建工業株が「DAIKEN株式会社」に社名変更
  2. サンゲツ テレビ東京系列「知られざるガリバー」に出演
  3. サイレントグリス ウェーブカーテンの芯地を隠す仕様の販売開始
  4. 2025年8月の新築着工戸数 5カ月連続減の6万275戸
  5. 小嶋織物 大阪・関西万博「迎賓館」に織物壁紙1150mを協賛
  6. TDA 「mini mimi expo」で循環経済をテーマにしたシンポジウム開催
  7. ニチベイ 「第5 回メカモノ事例コンテスト」受賞作品発表
  8. 川島セルコン 「Morris Design Studio」の新作を10/1に新発売
  9. 小嶋織物 関西万博・特許庁イベントにて「導電織物壁紙」を展示
  10. 田島ルーフィング 複層ビニル床タイルを全品ノーワックス仕様に改廃

IBNからのお知らせ

資料請求・お問い合わせ

©有限会社インテリア情報企画