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特集

2013年1月8日
【連載】Interian Color――白、そして思い出
(社)日本パーソナルカラリスト協会 渡部尚子氏

毎日寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。この季節にふさわしい食事といえば、鍋料理でしょう。お正月休み、旅行に行かれた方は旅行先でのご当地特有の鍋料理、また帰省された方々は、故郷独特の鍋料理を堪能されたのではないでしょうか。
私は食の文化において、2つ損をしていると、友人からよく言われます。ひとつは辛い物が苦手なこと。唐辛子などはカプサイシンが含まれていてダイエットに最適だそうですが、残念なことにまったく体が受けつけません。食事を共にした友人に「これは辛くないから大丈夫。だまされたと思って食べてみて」と言われ、おそるおそる口にしたとたん、「だまされた!」と大騒ぎしたことも、1度や2度ではありません。そしてもうひとつの損はアルコール系が飲めないこと。ビール、日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキー・・・。多くの人はその味を堪能して、「仕事の後のビールは最高!」とよくおっしゃいますが、残念ながら私にはその気持ちがわかりません。最近はノンアルコールビールや、ノンアルコールのお酒もどきの飲み物の種類がとても増えたので、おかげさまで雰囲気だけでも味わえるようになりました。


アイシーカラー

さて、冬の色というと人それぞれ、イメージがあると思いますが、「白」を挙げられる人も多いかと思います。雪の色ですね。深々と降る雪、町が白一色に包まれるそんな季節。東京育ちの私にとってはスキー場に行ったときが、まさにその景色になります。さらさらのパウダースノーでは、スキー滑降中、カーブするたびに白い雪が軽く舞い上がります。思わずバランスを崩して顔から雪に突っ込んだとき、目の前が白一色になったこともよくありました。
パーソナルカラーにおいてブリリアントウインターの人が似合う色の中には、この雪のような白にほんの1滴だけ絵の具を落としたような、「アイシーカラー」と呼ばれる色があります。ほんのりピンクを感じる「アイシーピンク」、青を感じる「アイシーブルー」などです。ブリリアントウインターの人はまた、スキー場のスキーウェアのような、やや冷たさを感じる鮮やかな色もよくお似合いになります。淡い色と鮮やかな色とのメリハリ感、白や黒、グレーなどの無彩色を組み合わせたシャープなイメージが、その雰囲気によく会います。インテリアにおいても、白に近いアイシーカラーをうまく取り入れると、白とは少し違った優しい雰囲気のあるメリハリ感を楽しんでみてはいかがでしょうか。

鍋とビールというと、まさに冬の風物詩とも言えそうですが、私にとって思い出すのは、学生時代のスキー合宿です。朝から晩まで雪の中でひたすらトレーニングをしていましたので、夕食の鍋料理は温泉とともに冷えた体を温めてくれる恰好の食事でした。先輩や同輩はその前にビールを飲んで、「ぷは~っ!」とまるで漫画の一コマのようなセリフを口にしていたのを思い出します。

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