オンラインインテリアビジネスニュース

ログイン・登録 PC版

特集

2012年4月8日
【連載】Interian Color――春、始まりの4月
(社)日本パーソナルカラリスト協会 渡部尚子氏


パーソナルカラリスト検定の教材

もちろん、好き・嫌いは人それぞれだとは思いますが、春という季節を好きな人は多いのではないでしょうか。寒い冬が終わり暖かくなる。それだけでも気分がウキウキしてしまいます。草や木に花が咲いて町の中がカラフルになります。何か新しいことがはじまったり、はじめようとする時期とも重なります。春は明るくて楽しい季節です。
パーソナルカラーにおいては、そのグループに季節の名前をつけています。春にあたるのは「ブライトスプリング」。このパーソナルシーズンの方は春の花畑のような黄、橙、赤、黄緑などの、明るくて楽しい色がお似合いです。小花のプリント柄など、何色もの色が使われている多色配色がその雰囲気によく合います。

パーソナルカラーというのは、その方が生まれながらに持っている「自分色」、つまり肌の色や髪の色、頬、瞳、唇の色などを分析し、その自分色と合った色を身につけることにより、互いが調和してお顔が活き活きと輝いて見えるというものです。つまり顔と服との「配色調和」です。これには、色の中に青みを感じるブルーアンダートーン、黄みを感じるイエローアンダートーンに色を大別することに基づいています。
先日、シャネルが今年の春夏コレクションで、青を基調としたファッションを展開しましたが、青という色もその人によって似合う「青」が違うのです。ブライトスプリングの人に似合う青はターコイズやアクアと呼ばれるような、少し黄みを感じる明るい青ということになります。インテリアにおいても、このアンダートーンで色を揃えると、全体に調和感が生まれ、イメージが伝わりやすくなります。新しい色の使い方として、活用してみてはいかがでしょうか。

さて、私どもが実施している資格審査は、その目的をより明確にするため、この4月から名称を「パーソナルカラリスト検定」に変更いたします。実際に内容が変更するわけではないのですが、ほんの少しの変化でも新鮮みを感じ、新たな始まりの気分になるのですから不思議なものです。

戻る


トピックス

本紙紙面

アクセスランキング

  1. サンゲツ テレビ東京系列「知られざるガリバー」に出演
  2. 大建工業株が「DAIKEN株式会社」に社名変更
  3. 小嶋織物 大阪・関西万博「迎賓館」に織物壁紙1150mを協賛
  4. TDA 「mini mimi expo」で循環経済をテーマにしたシンポジウム開催
  5. 2025年8月の新築着工戸数 5カ月連続減の6万275戸
  6. サイレントグリス ウェーブカーテンの芯地を隠す仕様の販売開始
  7. ニチベイ 「第5 回メカモノ事例コンテスト」受賞作品発表
  8. 小嶋織物 関西万博・特許庁イベントにて「導電織物壁紙」を展示
  9. 川島セルコン 「Morris Design Studio」の新作を10/1に新発売
  10. 田島ルーフィング 複層ビニル床タイルを全品ノーワックス仕様に改廃

IBNからのお知らせ

資料請求・お問い合わせ

©有限会社インテリア情報企画