
前回、インテリア専門店経営者のAI活用について、まずは「壁打ち」からはじめてみてはどうか、と提案した。日頃の悩みや課題をAIに投げかけ、返ってきた答えにさらに質問を重ねていく。そうした対話を通じて、自分自身の考えを整理するというものだ。
そもそも経営者は孤独だと言われる。社員に相談できることもあるが、経営者と同じ立場、同じ目線で議論することは難しい。まして小規模経営のインテリア専門店では、経営上の課題を一人で抱え込んでいる経営者も少なくないだろう。
その点、AIは時間を問わず、何度でも相談に応じてくれる。遠慮なく意見を求め、反論することもできる。もちろん、AIが常に正しい答えを出すわけではない。しかし、異なる視点からの意見に触れ、それに対して自分の考えを言葉にしていくこと自体に価値がある。経営判断の責任を負わせることはできなくても、経営者の思考を支える相手にはなり得る。壁打ちだけでも、AIを活用するメリットは十分にある。
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