オンラインインテリアビジネスニュース

ログイン・登録 PC版

本紙紙面

2023年6月27日
【連載 カーペットはすばらしい】日本カーペット工業組合
夏こそカーペット  ウールの調湿機能で快適に

*プレゼント企画あり


夏でも快適なカーペット

 まずは告知から。日本カーペット工業組合は、11月15日(水)~17日(金)に開かれるインテリア見本市「JAPANTEX 2023」(主催:一般社団法人日本インテリア協会)において、芸人・タレントの友近さんをゲストに迎えてトークショーイベントを行います。会期2日目(11月16日)での開催を予定していますので、東京ビッグサイトに是非お越し下さい。

夏の最強アイテム

 さて本題、「夏こそカーペット」。これから季節は梅雨から暑い夏へと移り変わっていきますが、敷物も「そろそろイ草ゴザに敷き変えよう」と考える人が多いのではないでしょうか。近頃はリサイクルナイロン糸を採用した化繊ゴザが登場するなど、バリエーションも豊富になってきているようです。

 とはいうものの、もちろん当組合がオススメするのはタフテッドカーペット、織じゅうたんです。

 一般的にカーペットは、寒い冬に使い、暖かく過ごすというイメージが強いものです。しかし、その素材特性や機能性により、夏の暮らしを快適にする最強のインテリアアイテムでもあります。

 

“涼感”カーペットも




綿カーペット


公式Instagram

 カーペットはいろいろな繊維でつくられています。
 麻や綿などの天然繊維を用いたカーペットは、さらりとした爽やかさが特長です。裸足でその上を歩いても、フローリングのように嫌なベタつきがありません。
 天然繊維の中でも、特にウールは吸放湿性に優れ、湿度を自然にコントロールでき、“繊維のエアコン”とまで言われる素材です。ムシムシする室内も快適な空間となるでしょう。

 さらに、断熱効果が他の繊維に比べても高いことから、冬に暖かいだけでなく、「夏は涼しい」(暑さをシャットアウト)を実現するのです。こうした独特な素材特性は、ウール自体がスケールと呼ばれるウロコ片状のもので覆われていることや天然の縮れ(クリンプ)があることに由来すると言われています(冊子「新訂カーペットはすばらしい」59ページより)。

 一方、ナイロンなど化学繊維のカーペットでは、夏用に特化した商品があります。涼感効果を発揮する成分をカーペット表面に加工したものや、冷房効果を高めて保冷するものなどです。ロングセラー商品を中心に、夏のカーペット売場の主役を担う存在となっています。

 気象庁によると、今夏は例年以上に暑くなるとか。快適生活、省エネに貢献できるカーペットの提案、採用をよろしくお願い致します。(日本カーペット工業組合事務局)


【お知らせ】

 冊子「新訂カーペットはすばらしい」はPDFファイルで公開しています。無料でダウンロードできます。当組合ホームページにアクセスしてください。
 カーペット工業組合公式Instagram(@carpetkumiai)でも情報発信中です!
 お暇なときにどうぞ。


戻る


トピックス

本紙紙面

アクセスランキング

  1. 日技連 熱海で出張理事会を開催 全国から約60名の技能士が集結
  2. NIF 「JAPANTEX」会場床材リサイクルにビニル床材を追加
  3. スミノエ 床材総合カタログ 「FLOOR COVERING vol.29」発行
  4. ニチベイ 「ELアダプター」三菱電機の家電統合アプリ「MyMU」対応
  5. サンゲツ 壁紙と床副資材で「2025年度グッドデザイン賞」受賞
  6. サンゲツ 「おにぎりアクション2025」に7年連続参加
  7. 東リ 「サスティブバック」が「2025年度グッドデザイン賞」受賞
  8. リリカラ 日テレドラマ「良いこと悪いこと」に壁紙と床材を美術協力
  9. トミタ 壁紙ブランド「BORÅSTAPETER」新作3コレクション発売
  10. タチカワ 「第44回 JAPANTEX 2025」出展

IBNからのお知らせ

資料請求・お問い合わせ

©有限会社インテリア情報企画