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2026年3月4日
リリカラ 伝統素材「能登仁行和紙」の壁紙化に技術協力


「能登仁行和紙」を壁紙化

 リリカラ(株)は、能登半島地震で被災した地域産業の支援を目的に、能登半島の伝統素材である「能登仁行(にぎょう)和紙」を壁紙として実用化するプロジェクトに技術協力した。


能登ヒバを漉き込んだ仁行和紙

 「能登仁行和紙」とは、能登半島・能登町(旧柳田村)で作られる手すき和紙で、地名に由来して「仁行和紙」と呼ばれている。書画に用いられる「画仙紙」、スギの皮を漉き込む「杉皮紙」、野の花をすき込んだ「野集(やしゅう)紙」など、能登の風土や生活文化を映し出す多彩な表情が特徴となっている。素朴で温かみのある風合いは国内外で支持され、包装紙や工芸用途のほか、能登町の伝統漆器「合鹿椀(ごうろくわん)」の箱張りなどにも使われている。

 この「能登仁行和紙」を壁紙化するにあたり、要となる防火認定の取得に向けた工場テストと施工検証をリリカラが担当し、このたび裏打ち無しでの防火認定取得の目処が立ち、製品化に向けた道筋が整った。これにより、伝統素材の風合いをそのままに、壁装仕上げ材として活用できる新たな可能性が開けた。

 なお同取り組みは、能登地域の伝統工芸の価値を高めるとともに、復興を後押しする地域産業支援プロジェクトとして位置づけられている。

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