国土交通省が発表した2021年6月の新設住宅着工戸数は、7万6312戸(前年同期比7.3%増)と4カ月連続の増加となった。季節調整後の年率換算は86万6000戸(前月比1.0%減)と2カ月連続の減少となった。
種別では持家が2万6151戸(同10.6%増)と8カ月連続の増加、貸家が2万9802戸(同11.8%増)と4カ月連続の増加、分譲住宅は1万9877戸(同1.5%減)と先月の増加から再びの減少となった。また分譲住宅のうちマンションが7024戸(同1.5%減)と4カ月ぶりの減少、一戸建住宅は1万2654戸(同8.5%増)と2カ月連続の増加となった。
地域別戸数
■首都圏 総戸数(前年同月比 7.0%増)
持家(同 14.8%増),貸家(同 3.5%増),
分譲住宅(同 5.1%増)
うちマンション(同 7.6%増),うち一戸建住宅(同 1.4%増)
■中部圏 総戸数(前年同月比 13.3%増)
持家(同 9.1%増),貸家(同 36.8%増),
分譲住宅(同 3.5%減)
うちマンション(同 38.0%減),うち一戸建住宅(同 12.5%増)
■近畿圏 総戸数(前年同月比 5.4%増)
持家(同 9.4%増),貸家(同 19.2%増),
分譲住宅(同 13.9%減)
うちマンション(同 37.1%減),うち一戸建住宅(同 5.7%増)
■その他地域 総戸数(前年同月比 6.7%増)
持家(同 9.6%増),貸家(同 11.4%増),
分譲住宅(同 4.3%減)
うちマンション(同 47.5%減),うち一戸建住宅(同 18.7%増)
|
|