国土交通省が発表した2021年5月の新設住宅着工戸数は、7万178戸(前年同期比9.9%増)と3カ月連続の増加となった。季節調整後の年率換算は87万5000戸(前月比0.9%減)と5カ月ぶりの減少となった。
種別では持家が2万2887戸(同16.2%増)と7カ月連続の増加、貸家が2万5074戸(同4.3%増)と3カ月連続の増加、分譲住宅は2万1426戸(同8.4%増)と先月の減少から再びの増加となった。また分譲住宅のうちマンションが9444戸(同1.6%増)と3カ月連続の増加、一戸建住宅は1万1797戸(同13.6%増)と18カ月ぶりの増加となった。
地域別戸数
■首都圏 総戸数(前年同月比 14.0%増)
持家(同 19.9%増),貸家(同 10.4%増),
分譲住宅(同 14.7%増)
うちマンション(同 17.3%増),うち一戸建住宅(同 10.5%増)
■中部圏 総戸数(前年同月比 21.8%増)
持家(同 15.7%増),貸家(同 37.3%増),
分譲住宅(同 15.1%増)
うちマンション(同 17.3%増),うち一戸建住宅(同 14.1%増)
■近畿圏 総戸数(前年同月比 1.3%増)
持家(同 22.4%増),貸家(同 6.0%増),
分譲住宅(同 23.2%減)
うちマンション(同 46.6%減),うち一戸建住宅(同 21.1%増)
■その他地域 総戸数(前年同月比 6.6%増)
持家(同 13.4%増),貸家(同 9.4%減),
分譲住宅(同 22.0%増)
うちマンション(同 37.0%増),うち一戸建住宅(同 14.6%増)
|
|