国土交通省が発表した2021年3月の新設住宅着工戸数は、7万1787戸(前年同期比1.5%増)と21カ月ぶりの増加となった。季節調整後の年率換算は88万戸(前月比9.0%増)と3カ月連続の増加となった。
種別では持家が2万2340戸(同0.1%増)と5カ月連続の増加、貸家が2万7245戸(同2.6%減)と31カ月ぶりの増加、分譲住宅は2万1824戸(同2.8%増)と先月の減少から再びの増加となった。また分譲住宅のうちマンションが1万392戸(同9.4%増)と先月の減少から再びの増加、一戸建住宅は1万1319戸(同2.6%減)と16カ月連続の減少となった。
地域別戸数
■首都圏 総戸数(前年同月比 8.9%増)
持家(同 12.1%増),貸家(同 9.8%増),
分譲住宅(同 7.3%増)
うちマンション(同 13.2%増),うち一戸建住宅(同 1.3%増)
■中部圏 総戸数(前年同月比 4.4%減)
持家(同 6.4%減),貸家(同 3.8%増),
分譲住宅(同 6.0%減)
うちマンション(同 2.0%増),うち一戸建住宅(同 10.0%減)
■近畿圏 総戸数(前年同月比 1.3%減)
持家(同 1.3%増),貸家(同 2.3%増),
分譲住宅(同 4.1%減)
うちマンション(同 2.4%減),うち一戸建住宅(同 7.6%減)
■その他地域 総戸数(前年同月比 2.2%減)
持家(同 2.8%減),貸家(同 5.1%減),
分譲住宅(同 4.4%増)
うちマンション(同 20.1%増),うち一戸建住宅(同 1.4%減)
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