ポストコロナのインテリア市場予測
インテリア文化研究所(本田代表)は、ポストコロナのインテリア市場予測の概略を発表した。21年度の市場全体の売上は前年比▲10%と予測。ただし商品群ごとに差が生じている。
世界的なLVT(ラグジュアリービニルタイル)ブームが追い風の塩ビ系床材は前年比▲7%、壁紙とカーペットは前年比▲11%の落ち込みと予測。予測が難しいのはカーテンで、巣ごもり需要が注目を集めているが、売れ筋は低価格帯ゾーンばかりなので、金額的には前年比で▲10%以上は落ち込むと予測。
ポストコロナのインテリア業界の4大留意点は、第1にデジタルプリント商材の登場、第2に抗菌抗ウイルス商材の増大、第3にフリース壁紙のような施工容易な商品に注目、第4に癒し系のデザインが好まれる。
本田代表は笠原利恵氏が主宰するインテリアデザインRのオンラインセミナーで講師を担当。今回は壁紙に焦点を合わせ、気候風土や歴史など多角的な観点から問題点と危機脱出策を解説するので期待して頂きたいと呼びかけている。
■セミナー「フリース壁紙とデジタルプリント壁紙」
3月25日(木) 10:30~11:30
3月25日(木)13:30~14:30
4月3日(土) 10:30~11:30
|
|