国土交通省が発表した2020年4月の新設住宅着工戸数は、6万9162戸(前年同期比12.9%減)と10カ月連続の減少となった。季節調整後の年率換算は79万7000戸(前月比12.0%減)と3カ月ぶりの減少となった。
種別では持家が2万1015戸(同17.4%減)と9カ月連続の減少、貸家が2万4976戸(同15.4%減)と20カ月連続の減少、分譲住宅は2万2557戸(同3.6%減)と6カ月連続の減少となった。また分譲住宅のうちマンションが1万723戸(同2.3%増)と先月の減少から再びの増加、一戸建住宅は1万1665戸(同8.1%減)と5カ月連続の減少となった。
地域別戸数
■首都圏 総戸数(前年同月比 13.1%減)
持家(同 18.3%減),貸家(同 19.1%減),
分譲住宅(同 3.6%減)
うちマンション(同 11.7%増),うち一戸建住宅(同 15.7%減)
■中部圏 総戸数(前年同月比 10.9%増)
持家(同 4.1%減),貸家(同 0.4%減),
分譲住宅(同 61.4%増)
うちマンション(同 317.5%増),うち一戸建住宅(同 3.4%減)
■近畿圏 総戸数(前年同月比 15.7%減)
持家(同 25.7%減),貸家(同 13.7%減),
分譲住宅(同 13.4%減)
うちマンション(同 16.1%減),うち一戸建住宅(同 12.3%減)
■その他地域 総戸数(前年同月比 17.8%減)
持家(同 18.4%減),貸家(同 15.4%減),
分譲住宅(同 17.8%減)
うちマンション(同 48.4%減),うち一戸建住宅(同 4.9%増)
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