(株)LIXILは、日本国内における一体型シャワートイレの売上の一部を、安全で衛生的なトイレの設置や衛生教育などのためにユニセフ(国連児童基金)へ寄付する「世界の衛生環境を改善しよう! みんなにトイレをプロジェクト」を、2019年6月~11月まで実施する。
同社では、「グローバルな衛生課題の解決」をコーポレート・レスポンシビリティ戦略の取り組み分野の1つとして位置づけ、2010年までに1億人の衛生環境を向上させるという目標を掲げている。その活動の1つとして、2017年4月~9月、2018年4月~9月の計2回、「みんなにトイレをプロジェクト」として一体型シャワートイレ1台販売につき簡易式トイレシステム「SATO」1台を寄付する取り組みを行ってきた。過去2回で約40万台の「SATO」を寄付した。
今回、新たにスタートする「世界の衛生環境を改善しよう! みんなにトイレをプロジェクト」は、これまでの「みんなにトイレをプロジェクト」をさらに進化させたもの。グローバルな衛生課題解決のためには、トイレの設置と同様に、「トイレの必要性」を説く啓蒙活動や、「トイレを正しく使う」文化の形成が重要との考えからユニセフとグローバル・パートナーシップ「Make a Splash! みんなにトイレを」を締結、それを通じて一体型シャワートイレの売上の一部を開発途上国にするというもの。安全で衛生的なトイレの設置や衛星教育などに使われる。
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