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2015年4月15日
イタリア・ミラノで「ミラノサローネ」開幕


会場正面


JAPANブース

 今年で54回目を迎える「Salone del Mobile.Milano」(ミラノサローネ国際家具見本市)は4月14日(火)に開幕、初日の会場は世界で活躍する著名なデザイナーが来日するなど多くの来場者で大盛況だった。

 今年の出展者は2106社、およびサローネサテリテ参加デザイナー数700人。家具以外に隔年に行われる展示会として、今年はユーロルーチェ(サローネ国際照明見本市)とサローネウッフィーチョ(サローネ国際オフィス見本市)が併催された。
 また若手デザイナーの登竜門であるサローネサテリテは今年で18周年を迎え、これまで参加した1万人以上の若手デザイナーの中から、ネンドやトマ-ゾ・ナーニなど、今や世界にナを馳せるデザイナーを多く輩出してきている。今年のサテリテでは、5月から開幕されるミラノ万博を前に同じ「食」をテーマにしたインスタレーションが行われた。
 この他、今回は特別企画として新アプリ「IN ITALY」を実施、イタリア企業64社が集結し各々の商品の開発秘話を公開している。流石、物創りの大国、イタリアメーカーらしい企画である。

 サローネ自体がイタリアの出展者数が多い中、今年は日本企業5社が出展した。今年で8年目を迎えるジャパンブースには「karimoku」をはじめ今年で3回目の出展となる「shirakawa」「HIDA」の3社が集結。「IN ITALY」のようにモノづくりの工程や開発技術の秘話などをパネルや作業工程でのサンプルを展示し、日本のモノづくりの力強さと高い技術力を前面にアピールした展示内容として、多くの人で賑わっていた。
 また3度目単独出展となる「MARUNI」では素材からこだわり、シンプルな会場構成の中に、デザインと品質に妥協しない物創りの姿勢が伝わる商品が力強く物語っていた。さらに「Ritzwell」は大手メーカー集結する7号館のデザインホールに移り、デザイナー「宮本晋作」のコレクションをメインに展示。ウォールナットのモダンなデザインと空間インスタレーションが洗練された展示となっていた。


カリモク家具株式会社


シラカワ


マルニ木工


飛騨産業


リッツウェル

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