住江織物(株)の「オレフィン系鉄道車両床材」が、(社)大阪工研協会が主催する「第59回 工業技術賞」を受賞した。「工業技術賞」は、工業に関する研究や発明、ならびに現場技術の進歩改善に対して大きな功績をあげた技術者に贈られる賞で、同社では第57回に「トリプルフレッシュ」の開発で、第58回に「冷蔵庫用脱臭フィルター」の開発で受賞しており、今回で3年連続の受賞となる。
受賞者は、同社テクニカルセンター機能樹脂床材開発グループの石井宏明氏と柴山誉宏氏。感温性が低く、低温域でも柔軟性があり、燃焼時における煙・有毒ガスの発生が少なく、難燃性・安全性・施工性に優れたオレフィン系床材であることが評価された。
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