商品ニュース
2009年10月13日配信
ハーマンミラー ワークスタイルを変える「セトゥーチェア」発表
「セトゥーチェア(Setu. Chair)」
米国の家具メーカー、ハーマンミラー社の日本法人、ハーマンミラージャパン(株)は、革新を続ける現代のワークスタイルに対応、かつてないシンプルな操作性と快適性をもった新コンセプトのマルチパーパスチェア「セトゥーチェア(Setu. Chair)」を発表、11月 20日より販売開始する。
近年のIT技術の普及発展は、人々のワークスタイルに著しい変化をもたらし、家庭やホテル、カフェ、空港等が働く場として注目されている。その一方で、オフィスにおいては、これまでのように自席に長時間座って仕事をするより、ミーティングやコラボレーションエリア等、一時的なスペースで過ごす時間が長くなるなど、仕事をする空間の意味や役割が大きく変化している。しかしながら、このようなスペースで使用されるマルチパーパス(多目的)チェアは、価格重視でデザインされており、しかもこれまで大きなイノベーションがみられなかったことから、人々は座り心地が良くない椅子に長時間座らなければいけない状況にあった。そこでハーマンミラー社では、これまでのシーティング研究で得た知識を結集し、革新的なパーツを開発。誰でも、どこでも、様々な体型の人に合うという、既存のワークプレイスの枠組みでは考えられなかった新しいニーズに応えるべく発売したのが、この「セトゥーチェア」である。
「セトゥーチェア」の特徴は、まず、2組の精確に設計されたポリプロピレン素材の革新的なパーツ「キネマチック・スパイン」にある。「キネマチック・スパイン」は座面と背もたれの連動を可能にし、座る人の身体をサポートし、あらゆる動きに従うもの。また「キネマチック・スパイン」の間に張られた「リリスサスペンション」は、座る人の動きに合わせて伸縮し、体圧を分散させるもので、通気性が良く、体の熱をこもらせることもない。さらに、シーティング製品として初めて使用された H-アロイは、耐久性にすぐれた非腐食性で、製造工程で腐食防止等のフィニッシュ加工が不要なため、環境に有害な成分も含まない。環境面への配慮としては、 ビル・マクダナーとマイケル・ブラウンガートが提唱する「ゆりかごからゆりかごへ(Cradle to Cradle)」の銀賞を受賞、また米国の環境基準、グリーンガード認証を受けている。保証期間は 12年間(ガス圧シリンダーは 2年間)。
「セトゥーチェア」には、マルチパーパスチェア 5本脚タイプ(高さ調節、キャスター付)と、 4本脚タイプ(高さ調節なし、グライズ付)、ラウンジチェアとオットマンがあり、今後製品群は広がる予定。リリスサスペンションは 12色から、フレームは 5色から選択出来る。価格は、マルチパーパスチェア 5本脚タイプリボンアーム 78,750円(75,000円)~、アームレス 72,450円(69,000円)など。
ちなみに、ベルリンのデザイン集団「スタジオ 7.5」のデザインによる「セトゥーチェア」は、2009年 6月に米国最大の国際家具見本市、ネオコン( NeoCon)で発表され、ミーティングチェア部門で金賞を、ラウンジシーティング部門で銀賞を受賞している。
ハーマンミラージャパンのホームページ
http://www.hermanmiller.co.jp/
インテリアビジネスニュース購読案内
インテリアビジネスニュースは、インテリア専門店動向をはじめとするインテリアビジネスの最前線情報から消費者動向に至るまで、幅広く、深くインテリアビジネスに関する情報を発信しています。
より詳しくインテリア業界を知るための必携の専門新聞です。
IBNewsグループサイト
- インテリアビジネスニュース
- 月2回発行
インテリア業界専門新聞
- カーテン買うならこのお店
- カーテンショップ選びの
総合情報サイト
- カーテントレンドニュース
-
カーテン業界の
トレンド情報等を発信中!