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2009年3月30日配信

アルゼンチン大使館 伝統的織物技術を現代に再生したラグを提案
アルゼンチン大使館にて発表会開催
マリアノ・マエストリ氏
デザイン立国を目指すアルゼンチン共和国大使館は、さる3月26日、東京・元麻布の駐日大使公邸において、インカインディアの伝統的手織物をラグやスツールなど現代のインテリアアイテムとして展開する、トリバリア・エコデザイン社の創立者・デザイナーのマリアノ・マエストリ氏によるプレゼンテーションを開催した。

先祖はイタリア北部の家具職人やオペラ歌手だったという、ユニークなルーツをもつマリアノ・マエストリ氏は1970年アルゼンチン生まれ。イタリアでミニマリズムデザインの洗礼を受け、インテリアや織物生産の実務を勉強した後、2004年にアルゼンチンで「TRIBALIA Eco Design」を設立。祖父の「夢は最後まで追いかけなさい」との教えを胸に、現在10人の従業員を擁し、インカインディアの伝統的手織り技術を再生した絨毯を生産。アルゼンチン国内のセレクトショップはもとより、既にカナダ、オーストラリア、ノルウェー、イタリアにも輸出するまでに至った。既に国際的な評価が高まっており、最近はアパレル系のデザイナーとのコラボでも話題となった由。今回は、昨年の「100%design Tokyo」に引き続いての来日で、日本での販売を念願しているとのこと。

「TRIBALIA」の特長は、アルゼンチン古来の伝統的織物技術によるハンドメイド製品であること。素材には、ソフトな質感で知られるパタゴニア地方の高品質なメリノウールを用い、また染色は、トマト、レモン、ユーカリなどの植物やミネラルといったオーガニックな素材で色出ししている。出荷に当たっては、色落ちしないよう12回洗濯を繰り返しているという。
製品は、土足にも耐える丈夫な平織りタイプ、毛糸玉の上を歩いているような、繊細で素足に優しい質感の「ポンポンラグ」、平織りの絨毯をスツールに仕上げた「ゼロ」シリーズなどがある。いずれのアイテムも、全20色のカラーパレットから好みの色を選ぶことが出来る。オーダーメイドの場合、納期はおよそ45日。
日本文化に関心があり、平仮名の勉強を始めたところと語るマエストリ氏、「ポンポンラグ」タイプの製品を開発したのは、日本の畳のように、素足で歩ける絨毯が欲しいと思ったことがキッカケとのこと。「日本は家の中で土足でないため、つねに絨毯がキレイに保たれますので、ぜひ日本の皆さんに使って頂きたい」としている。

「TRIBALIA Eco Design」のホームページ
http://www.tribalia.net/
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