商品ニュース
2007年11月20日配信
| ハーマンミラー 光を感性で選べるLED照明「リーフライト」を発売 | ||||
「リーフライト」は、チャールズ＆レイ・イームズ、ジョージ・ネルソンなど、オフィス用から家庭用まで、数々の名作デザイン家具を世に送り出して来たハーマンミラーが、初めて手掛けた照明製品である。主な特徴は次の通り。 (1)「Ｍ」をかたどったロゴマークを押すと電源がオンになり、ノートパソコンのタッチパッドのように、ベース部の溝に沿って指を軽く滑らせるだけで、色温度と光量が、雰囲気や用途などに応じて自在に調節出来る。LED照明という最先端商品でありながら、感覚的な操作が面白く、大人もつい夢中になる。 (2)光源には、ウォームホワイトとクールホワイト各10個のＬＥＤがセットされており、白熱灯と同レベルの暖かな色合いの2800ケルビンからクールな昼光色の6000ケルビンまで、感覚的に調整出来る。読書・勉強や細かい作業時にはクールな色温度に、リラックスしたい時には、暖かみのある色温度にと、1台で演出可能である。また内蔵のマイクロプロセッサが光の設定を記憶するので、次に点灯した時に同じ光を再現する。機能的には、支柱となる2枚のブレードの角度を変えることで、卓上ライトのように、角度を微調整して作業する手元を直接照らしたり、上方ブレードを閉じて間接照明としたり、あるいは上方ブレードを垂直に立てて壁面や対象物に光を当てたりと、オフィスから家庭まで、幅広い用途に使用出来る（2007年グッドデザイン賞受賞）。 (3)これまでLED（発光ダイオード）は、熱が発生するため、照明として使用するには、放熱ファンが必要だった。だが、「リーフライト」では、独自のヒートシンク機構を採用するなど、放熱に工夫しており、LDEがほとんど熱を持たないため、触っても熱くない。 (4)デザインは、2007年米国「TIME」誌で、「地球上で最も先見の明のある25人」の一人に選ばれた新進気鋭のデザイナー、イヴ・ベアールが担当、テクノロジーと人間性の融合をコンセプトにデザインされた、“葉っぱ”を思わせる、有機的で独創的なフォルムが美しい。イヴ・ベアールは、ストーリーテリング的手法で情緒に訴求するデザインを展開する「フューズプロジェクト」を主宰。米国を拠点に、アップルやヒューレットパッカードなどハイテク系企業の仕事から、靴、ファッション、家具まで幅広い領域で活躍している。ハーマンミラー社とは、今回が初のコラボレーションで、同社にとって新しい分野となる照明で何か考えてみて欲しいとの問いかけに応える形で、この「リーフライト」が生まれたという。 (5)本体カラーは、ホワイト、ブラック、ニッケル、ポリッシュドアルミニウム、レッドの5色。スタイリッシュなイメージのラインナップの中にあって、レッドは“驚きのカラー”というイヴ・ベアールの強い主張で採用されたもの。ミッドセンチュリーなど個性的なデザインの家具・インテリアともよく調和するという。 (6)「環境のためのデザイン」を掲げるハーマンミラー社の環境適合設計ガイドラインに沿って、「リーフライト」も持続可能なモノづくりを推進、37％がリサイクル素材で作られており、製品の95％が再リサイクル可能である。また、使用しているＬＥＤの寿命は6万～10万時間に及び、消費電力は平均8～9ワット、同社試算によると一般的な蛍光灯の40％オフ、白熱灯の70～80％オフと、大幅な削減が可能である。 サイズは、Ｗ585×Ｄ220×Ｈ560ｍｍ（２枚の可動ブレードを直角にした場合）。価格は９万8700円。 日本における輸入販売・アフターサービスは、アテックス（株）（東京・渋谷）が担当する。販売先としては、インテリアショップなど、ブランドイメージやモノづくりへの姿勢を理解し、コピー製品を取り扱わない売場での展開を図っていきたいとしている。 ハーマンミラー社のホームページ http://www.hermanmiller.com/japan/ |
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