業界ニュース

2021年3月6日配信

リコーとリンテックサインシステムがパートナーシップ

「RICOH Pro L5160e/L5130e」
「RICOH Pro L5160e/L5130e」

 (株)リコーは、サインディスプレイ・インテリア市場に向けて、ロールメディアに印刷して壁紙や懸垂幕、タペストリーなどを制作するテックスインク搭載の大判インクジェットプリンター「RICOH Pro L5160e/L5130e」を3月15日(月)に発売する。またそれにあわせて、リコーの国内販売会社であるリコージャパン(株)は、壁紙ビジネスのノウハウを有するリンテックサインシステム(株)とパートナシップを組むと発表した。

 新製品「RICOH Pro L5160e/L5130e」は、2014年1月に発売したラテックスインクを搭載した「RICOH Pro L4160/L4130」の後継機種で、従来機に比べ生産性と操作性を向上させた。3つのインクジェットヘッドをスタガ配列(インクのヘッドの位置をずらす配列)することで一度に広い面積の印刷を実現、さらに速乾性のあるラテックスインクを採用することで従来のソルベントインクで必要だった乾燥時間を削減し、前身機と比べ約2倍の印刷速度を実現した。
 またシアン・マゼンタ・イエロー・ブラック(CMYK)のインクに加え、オレンジとグリーンのインクを搭載し、CMYK4色では再現しにくい華やかなオレンジや明るいグリーンの表現を実現する。さらにホワイトインクを下地として使用することで透明素材でも本来の色鮮やかさが再現できる。

 またリンテックサインシステム(株)とのパートナーシップでは、デジタルプリント壁紙のニーズが増加する中、壁紙の生産・販売に必要な建築基準法に定められた防火認定やF☆☆☆☆への対応にノウハウを持つ同社とのパートナーシップにより、リコー社製プリンターを所有する事業者の壁紙ビジネスの展開を支援する。ちなみにリンテックサインシステム社製メディア(デジタルプリント壁紙用)とリコー社製プリンターのラテックスインクとの組み合わせで印刷した壁紙は、防火認定、F☆☆☆☆ともに取得済となっている。

 なお同社は、「JAPANSHOP」(会期:3月9日(火)~12日(金)/会場:東京ビッグサイト)に出展し、「RICOH Pro L5160e/L5130e」を出品する。ブースバンバーは西1ホール JS1330。

リンテックサインシステムのホームページ
http://www.sign-japan.com
リコーのホームページ
https://www.ricoh.co.jp

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