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　(公社)日本愛玩動物協会は、ペットの習性や正しい飼い方を理解したうえで、ペット共生住宅に関する専門的な知識を学ぶことができるように、「ペット共生住宅管理士」検定を6月3日（月）に開講する。

　同検定は、ペット共生住宅が社会に浸透・定着していくためには、建物の設備・構造の適正化や飼い主の意識改革、さらにペット共生住宅を支える人材育成が必要であるという考えからスタートしたもの。

　「ペット共生住宅」が出現した当初は、「掃除しやすいフローリング」、「消臭効果のある壁」、「猫が爪とぎできないツルツルの壁」など、人にとっての利便性を考慮した工夫が重視されていた。しかし、掃除がしやすくても滑りやすい床では犬が足腰を傷めてしまうし、壁をガードするだけで爪とぎできる場所を与えなければ、猫はストレスをためてしまうことになる。真の「ペット共生住宅」とは、ペットの習性をきちんと理解したうえで、本来の行動を引き出せるような住宅である。そこで、ペット共生住宅に関する専門的な知識を学ぶことができるよう、「ペット共生住宅管理士」検定が誕生した。

　「ペット共生住宅管理士」の受講資格は二級愛玩動物飼養管理士の有資格者。受験方式は専用サイトにおけるオンライン受験。教材は「ペット共生マンションの適正化推進ガイドライン」「飼い主のマナーハンドブック」「ペット共生住宅管理士 理論と実践」の3冊。検定料は2万円（税込／テキスト・検定セット）。詳細は公式サイトにて。

「ペット共生住宅管理士」公式サイト