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セミナーの模様

安田社長の記念講演

　中沢トータリア(株)は、2月2日（土）、埼玉県熊谷市のホテルガーデンパレスにて恒例の「2019年新春インテリアビジネスセミナー」を開催、取引先や業界関係者約100名が参加した。

　今年は1869年（明治2年）に創業した同社の創業150周年に当たることから、「新時代の幕開け。変化と挑戦！！」という大テーマを掲げ、第1部にて(株)サンゲツの安田社長を特別講師に迎え「将来を見据えてサンゲツの変化と挑戦！！」と題した「中沢トータリア創業150年記念講演」が行われた。講演で安田社長は、インテリア・内装業界の現状について詳細な数字をあげながら解説、壁紙市場の底堅さや非住宅でのリニューアル市場の可能性などを説いた後、社長就任以来実行してきたサンゲツにおける商品、営業、物流の変革について語った。
　続く第2部では、インテリア事業本部壁装事業部長の作本明彦氏が「サンゲツ壁装材の商品戦略について」というテーマのもと、より詳細な商品戦略を紹介した。

　そして第3部には(株)創造経営センター代表取締役の森田雅美氏が登壇、大テーマと同様の「新時代の幕開け。変化と挑戦！！」と題して、少子高齢化、急速なIT化、働き方改革、大廃業時代といった現在の日本経済の現状を解説した後、今後3年間ですべきこととして、(1)不採算の改善、(2)顧客密着度を高める、(3)業務の幅を広げる、(4)新市場への進出、(5)新事業の進出の5つを提示、それぞれについて具体的な施策を紹介した。