業界ニュース
2019年1月10日配信
「ハイムテキスタイル2019」開催中
トレンドエリア
壁紙関連が集結するホール3.1
デコチームの展示
世界最大のホームテキスタイル、および業務用テキスタイルの国際見本市「ハイムテキスタイル2019」(主催:メッセ・フランクフルト社)が、1月8日(火)~11日(金)の期間、ドイツ・フランクフルト国際見本市会場にて開催中である。
現在、ヨーロッパのテキスタイル市場の不振が伝えられているが、その中でも世界65カ国から3025社(前年実績64カ国2973社)と昨年を上回る企業が出展、国別では開催国のドイツ301社(前年実績316社)、イタリア185社(同183社)、スペイン125社(同115社)、フランス92社(同96社)、ポルトガル82社(同83社)、オランダ75社(同73社)、トルコ290社(同261社)、中国559社(同534社)、インド394社(同394社)が出展した。日本からは前回に引き続きアキレス、サンローズ、オリエンタルカーペットなど13社(同15社)が出展している。
また今回はホール12の新設にともない会場構成が一新され、新鮮なイメージを与えているのも特筆される点である。カーテン、ブラインドなど窓回り関連がホール8に移動、ドイツ、イタリア、スペイン、フランス、トルコなどのテキスタイルメーカーが集結し、また人気エリアの1つであるデコ・チームの展示も行われている。この他、中国、インドなどアジア関連メーカーはホール1.0,1.1、5で展開、壁紙関連はホール3.1、椅子張り関連はホール4、デジタルプリント関連とデザイン関連はホール3.0寝具・ライフスタイル関連はホール9.10.11.12で行われている。
そして注目のトレンドエリアは、前回までの「テーマパーク」というコンセプトを転換し、ホール3.0にて「トレンドスペース」として行われている。
そのトレンドテーマは「Toward Utopia」(ユートピアの方へ)。時代が大きな変化をしている中で、次の世代が求める新しいユートピアを提案していくもので、具体的なカテゴリとして「PURSUE PLAY」「SEEK SANCTUARY」「GO OFF-GRID」「ESCAPE REALITY」「EMBRACE INDULGENCE」の5つが設定されている。「トレンドスペース」では、各カテゴリを象徴したインスターレーションとともにテキスタイルが多彩に展示されている。
会期3日目には、ハイムテキスタイル・アンバサダーの南村弾氏による、日本人向けセミナーも開催される予定となっている。
なお「ハイムテキスタイル2019」に関する詳報は、「インテリアビジネスニュース」(本紙)にて報告する予定。
■トレンド「Toward Utopia」
PURSUE PLAY
SEEK SANCTUARY
GO OFF-GRID
ESCAPE REALITY
EMBRACE INDULGENCE
「ハイムテキスタイル2019」公式サイト
https://heimtextil.messefrankfurt.com/frankfurt/en.html
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