インテリア業界最新情報掲載＆無料ニュースメール配信のオンラインインテリアビジネスニュース

会場内

　介護用品・介護施設産業展「Care TEX2016」（ケアテックス）が、3月16日（水）～18日（金）の期間、東京ビッグサイト東ホールにて開催中である。
　「Care TEX」は、車いすや歩行器、介護ベッドといった介護用品から介護ロボット、ITシステム、そして介護関連施設向けの設備やインテリア・建材など、介護に関連する商品・サービスが集結する介護業界最大級の展示会で、第2回目となる今回は、関連企業約350社が出展し、介護に関するさまざまな製品やアイデアを提案している。

　インテリア関連では、サンゲツ、住江織物が出展。サンゲツは抗菌カーペットタイル「フロテックス」を中心に、壁紙やカーテンなどをトータルで展示し、福祉施設の部屋をモデル展示している。一方の住江織物は介護ベッドや車椅子用のマット「ケアスポールⅡ」を展示している。これは同社の3次元織物「スウィングネット」を取り入れた高いクッション性が特徴のマットで、トリプルフレッシュの消臭機能も付加している。介護関係者から高い評価を得ている。
　この他にも、電動でカウンターの高さを調節できる洗面化粧台「LAP」（I&C）、車椅子でもストレスのかからないように開閉寸法を小さくした室内ドア（NODA）など、介護向けに興味深い住宅建材が多彩に提案されている。

サンゲツブース

住江織物ブース

高さ調整ができる洗面化粧台

NODAの車椅子用室内ドア