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　(公社)インテリア産業協会は、このほど「平成27年度（第33回）インテリアコーディネーター資格試験」、及び「平成27年度（第28回）キッチンスペシャリスト資格試験」の結果を発表、インテリアコーディネーター合格者数2063名（合格率22.5％）、キッチンスペシャリスト合格者数441名（合格率42.0％）だった。

　「インテリアコーディネーター資格試験」は、一次試験を平成27年10月11日（日）に、二次試験を平成27年12月6日（日）にそれぞれ全国12地域で実施した。一次試験は、科目統合をした「学科」科目、1科目免除措置受験者に対する「商品と販売」または「計画と技術」の科目の試験を実施し、それら科目合計で8927名が受験し、2603名が合格した。合格率は29.2％だった。また二次試験は、論文・プレゼンテーション科目について今年度一次試験合格し二次試験を目指す受験者2305名と一次試験免除措置受験者1112名の合計3417名が受験し、2063名が合格した。一次・二次試験を通じて資格取得対象となる受験をした9154名に対する合格率は22.5％となった。

　二次試験合格者の男女別割合は、女性が74.5％と女性の比率の高い傾向が続いている。年齢別では39歳以下が72.7％の割合で多数を占めている。最年少合格者は18歳、最年長合格者は69歳。また同合格者の地域別割合は、関東甲信越地区43.5％、関西地区18.7％、中部地区13.4％の順で、大都市圏を含む3地区の合格者が全体の約76％近くを占めた。業種別割合では、施工（新築、リフォーム、内装関連）35.8％、デザイン、設計14.4％と住宅関連業種が高く、以下その他13.8％、主婦8.4％、学生4.9％となっている。

　一方の「キッチンスペシャリスト資格試験」は、平成27年12月6日（日）に全国12地域で実施した。科目コース別では、総合コースが931名、学科コースが191名、実技コースが175名の受験申請があり、これを科目別に整理すると学科については受験者数944名、合格者数483名、合格率51.2％、実技については受験者数905名、合格者数532名、合格率58.8％だった。学科と実技を通じて資格取得対象となる受験をした人は1050名で、対象の科目試験を受験した結果、合格者は441名で合格率は42.0％だった。

　合格者の男女別の構成では女性が70.1％、男性が29.9％、年齢別では39歳以下が約8割となった。最年少合格者は19歳、最年長合格者は63歳。地域別割合は、関東甲信越地区49.0％、関西地区14.7％、中部地区12.0％の順で3地区が全体の約76％を占めた。業種別割合では、キッチン関係である住設機器類（厨房、バス関連、空調、家電品等）が全体の約半分の52.2％、次に施工（新築、リフォーム、内装関連）20.2％となっており、両業種で全体の7割となっている。