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「天女の羽衣」

　(一社)日本テキスタイルデザイン協会では、「JAPANTEX2015」（会期：11月18日（水）～20日（金）／会場：東京ビッグサイト）にて、設立20周年を記念したイベントとして、20周年記念講演、およびそれに連動したブース展示を実施する。

　まず展示ブースでは、EPSONと天池合繊の2社とコラボレーション、天池合繊が世界的評価を得ている世界最軽量の極薄オーガンジー「天女の羽衣」に対して、11名のテキスタイルデザイナーの作品を、EPSONの昇華転写プリント（デジタルプリント）を使ってプリントしたものを紹介する。「天女の羽衣」は、水面を思わせる透明感ときらめきが特徴で、そこにどのようなデザインが、最新の技術を用いてプリントされるのか大変興味深いところ。EPSONの昇華転写プリントについては、デジタルプリントエリアのEPSONブースでも展示される予定。さらに古橋織布の高密度な織物も展示される。

　この展示ブースと連動した形で、20周年記念講演「日本のテキスタイル・世界へのアプローチ」が、会期2日目の11月19日（木）14：30～16：00、東京ビッグサイト会議棟605・606号室にて行われる。講演は2部構成。第1部ではテキスタイルコーディネーターの車純子氏（OFFICE KURUMA）、および天池合繊の天池源受氏、古橋織布の古橋敏明氏を迎え、展示ブースの解説をはじめ、世界を見据えたテキスタイルの方向性について語り合う。続く第2部では、わたなべひろこ氏（国際テキスタイルネットワークジャパン代表）より世界が認める日本のファイバーアートについて解説する。
　受講料は一般2000円（TDA会員、協賛企業社員、窓装飾プランナー、学生は1500円）。定員は250名。申し込みはTDAホームページより。
　なお19日には20周年記念パーティー（参加費：事前支払3500円／当日支払4000円）も行われる。