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記者発表会

インド貿易振興局は、5月13日（火）に東京・六本木のザ・リッツ・カールトン東京にて記者発表会を行い、来る7月23日（水）～25日（金）、マイドームおおさかにて開催される「第35回インド衣料品展＆第25回インド家庭用品展」の開催概要を発表した。

同展は、インドの繊維系企業が日本に集結する歴史のある展示会。「インド衣料品展」では、婦人・紳士・子供用衣類、カジュアルウェア、ハイファッション衣類、スポーツウェア、ファッションアクセサリー（ショール、ストール、スカーフ、ベルト、バッグ類）などを展示、「インド家庭用品展」では、カーテン、ラグ、クッションカバー、ベッドスプレッド、テーブルリネン、バスルームリネン、ナプキンを展示するなど衣料品からインテリアまで両展合わせて多彩な繊維製品が展開される。
日印の経済関係は、2011年に締結した包括的経済連携協定（CEPA）によって約97％の品目で関税が撤廃、中でも繊維関連は関税ゼロとなったことから非常に活性化しており、さらに昨今の良好な日印関係によって、それが促進されている。また「インド家庭用品展」が第25回の記念開催に当たり、そうした背景から今年の展示規模は大幅に拡大、活性化しはじめた2012年度開催時から約3倍の規模（出展者数145社・展示規模4843平米）での開催となる。
出展各社も日本市場への参入を意識しており、日本のトレンドを意識した商品開発を徹底、ブース内でそうした商品を積極的に提案する他、主催者側も日本のトレンドを捉えたテーマ展示やセミナー、職人の実演といった各種企画を多彩に行う予定となっている。この他、商談を促進するために通訳の常駐、会場内のWIFI対応なども実施する。
なおインド大使館参事官のアッバガーニ・ラム氏は、記者発表会で「インドの繊維産業はデザイン性だけでなく、小ロット対応に優れている」とアピール、中国製品との差別化に自信をみせた。