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ライティング・フェアの会場内

Lighting design competition

「香港インターナショナル・ライティング・フェア2014春」（主催:香港貿易発展局）は、４月６日（日）、香港島・湾仔地区の香港エキジビション＆コンベンションセンターで開幕。日曜日のスタートながら、「アジアライティングフォーラム」も開催されたため、幅広い照明業界関係者が来場し、好調な滑り出しを見せた。

秋に開催される同展と比べ、春季展はコンパクトな規模ながら、14カ国・地域から約1100社が出展。主催者によると、前年春より６％以上の増加で、今回、香港、中国本土、台湾に加えて、オーストラリア、ヴァージン諸島、カナダ、イタリア、マレーシア、ニュージーランドからも出展、日本からは、Gentos社が出展した。
出展アイテムとしては、ＬＥＤ光源や関連装置等々が多いのはもちろんであるが、シャンデリアやペンダント照明、間接照明などインテリア向けの新製品にも見るべきものが多数あった。特に、今回から新設されたAvenue of Inspirationは、若手デザイナーの創造性にクローズアップする新しい試みで、3Dプリンターを使った提案や、もっとアナログ的に自分たちの感性やアイデアを訴求する直球勝負の出展者も登場。また、香港ライティング・デザイン・コンペティションでは、“Blossom Blooms”をテーマに作品が公募され、学生部門、一般部門で優秀作品が選ばれた（結果は次回の報告にて）。

なお、香港インターナショナル・ライティング・フェア2014春は、４月９日（水）まで開催されている。同展に関する詳細なレポートは、本紙インテリアビジネスニュースに掲載予定。

Avenue of Inspiration

Amber Home Furnishing 様々なモノを封じ込めたアクリルを使った照明

3Dプリンターを使ったデザイン照明の提案